アコーディオン弾き 岩城里江子のブログです。
ライブ情報・プロフィールはリンクよりHP「らくん家」へどうぞおいでください。
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筋肉&脂肪買取キャンペーン
無料体験で乗せられて、近くのスポーツクラブに通い始めました。
向こう4ヶ月間を、総額1万円ほどで平日ずっといられるんです。
安っ。月いくらだ?

ヨガ、ピラティス、ジョーバー、
マシンにプール、ジャグジー
贅沢じゃー。

さっそく初日筋肉量と脂肪量を測定される。
筋肉が0.5kg減り増え、脂肪が1kg増え減るごとに1000円くれるらしい。
2ヵ月後が測定。
燃えるわーー
ただ今、
筋量19.5kg
脂肪13kg
これが多いかどうかもよくわかっておりませんが、
知らぬものの面の顔の厚さで書いちゃいます。

ひとり黙々と自転車をこぎながら、
浮き上がってくるいろんな言葉を、とっくりと眺めております。
posted by イワキリエコ | 23:49 | くらしのこと | comments(4) | - |
トイピアノ
タンさん

「アート・オブ・トイピアノ/マーガレット・レン・タンの世界
『ハープのようにグランドピアノをつま弾き、ベートーヴェン、ビートルズをトイピアノで演奏する“アヴァンギャルド・ピアニスト”、マーガレット・レン・タン』のドキュメンタリー。

劇場はUPLINK渋谷。ちいさなちいさな劇場とスクリーン。お客さんは4名。それぞれが、好きな椅子を好きなところに持っていって観ました。

こないだの自分のライブ用に、レンタルしたトイピアノを借りて運んでいたのを見て、絵描きの研ちゃんが教えてくれた映画です。ライブでは、左手でアコーディオン、右手でトイピアノの曲を弾きました。なかなかふしぎーな音色が出ました。(ちなみにおはなしは、夢の中で団欒の待つ家に帰りたくないともがいているお父さんの話。)
アコは管楽器に近い音が出るし、トイピアノはそうですね、鉄琴ですかね。同じ鍵盤でもあっちとこっちです。

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タンさんはシンガポール人。小さいときから感受性が強くて、夜泣きはひどいし、一人で眠れないし、朝の6時から何時間もピアノを弾きまくる。まあ相当扱いづらい子どもだったと思われます。

ジュリアードで女性で初めて博士号を取得したものの、卒業後一時期聴導犬のトレーナーになろうと音楽を離れた彼女は、スレンダーでノーメイク、バツンと切りそろえたおかっぱの髪に民族調の服、ちょっと(いや、かなり)[NYのアジア人]代表みたいな独特の風貌。アジアへの思いは相当強いのでしょうね。再びピアノの世界に戻ってきてもクラシックとは離れ、現代曲を中心に弦を弓で爪弾いたり叩いたり、あるいは蓋を叩いたり、その響きをガムランに例えてもいました。響きに対する周辺も含めた執念ともいえる行動はすさまじいです。

晩年のジョン・ケージとも深い交流をもち(出会いのきっかけは彼のトイピアノの楽曲だったそう)、今はトイピアニストの第一人者でもあります。スヌーピーのシュローダーの動きに合わせてベートーベン弾いてました。(これ、やってみたいよーーー♪)

ジョン・ケージの名前はあちこちで聞いてましたが、初めて音を聴きました。現代曲の「わからなさ」は、一昨年からかかわりを持つコンテンポラリーダンスの「わからなさ」とも共通する苦しい思いがありますが、もう少し、ちゃんとふんばってみようと思いました。

映画が終わる頃には、彼女がだんだんキレイにキュートに見えてきたのが不思議。ベートーベンハウスの中庭で弾いていた「月光」。あの中庭を思い浮かべて彼女のトイピアノを響かせると、なんとも美しかった。あえて、トイピアノでのクラシック。それから、彼女も左手でピアノ、右手でトイピアノ弾いてた。嬉し。

帰りに映像にも出てきた作曲家佐藤聡明さんの本を、文化村の本屋さんで偶然みつけました。邦楽のあふれる家庭で育ったという彼は、日本より欧米で活躍する作曲家だそうです。

アジア人の音楽、日本人のアコーディオン、なんだか、できることいっぱいじゃないの。

おっとその前に、わたしもマイトイピアノ、買お。
もっとちゃんと練習しよっと。
posted by イワキリエコ | 00:13 | ふれたもの | comments(2) | - |
Re: 封印解除
>岩城さま
>
> 一昨日不二家がお菓子の生産を開始したの報道を受け
> この写真の封印を解いてもいいかと判断しお送り致します。
> 今年の初め写真を整理していたらこの写真が出て来ました。
> 丁度その頃です例の不二家の御曹司社長の不祥事会見・・・
> 時期も時期だからこの写真を公開したら岩城さんにも危害が
> 及ぶと自主回収しておりましたが、もういいでしょうね!
> それにしてもペコちゃんにウリ二つと思いませんか。
> ブログ楽香へ掲載されませんか・・・

                宇田川 民生拝

似てるかねえ

わはは。自分の写真を載せるってのもどうかと思いますが(家族の猛反対により縮小)、版画家の宇田川さんの文章がおかしくて、ええ、載せちゃいました。らっきょブログはさわさんのご意向もありましょう。責任編集のこっちでお許しを・・・
しかし、pekoちゃんっていくつなんだろう。わたしより年上だったりして。そらないか。

・・・追記1:調べたらなんとpekoちゃん昭和19年生まれだった。すいません。まだまだわたし青いです・・・

・・・追記2:このあいだ「ゆがむ鏡」の話になり、どなたかに「あ、iwakiさんも、ご自分のブログにゆがませた写真載せてましたよね」と言われたのですが、声を大にしていいたい!これはゆがませてません!ストレートですっ!
posted by イワキリエコ | 09:39 | くらしのこと | comments(4) | - |
オルガン探してます。
みなさま、
ご協力いただけませんでしょうか。
友人がいま、ヤマハの電子オルガンを探しています。
どこかの博物館で使うそうです。(最終的には分解してしまうらしいけど)
YAMAHA L-20Dという20年位前にはよく一般家庭にあった、
木目の足がついているオルガンらしいです。

有料でも5000円くらいまではなんとかするそうです。
関東近県なら車で取りに伺うそうです。
ひとつ、情報ご存知でしたら。

*****************************************

さて、
この頃響いている言葉に
「悩むな。考えろ」ってのがあります。

癖でついつい、深刻なほうに深刻なほうに落ち込みがちな私。
はっとしました。

友人Aにこの話をしたら、そこのお嬢さんは
「この数学の問題を考えよ」というと
「うーん、うーん」といって考えるんだそうですが
よく観ると、眉の間に力が入ってフリーズしているだけだそうです。
「それは、考えてない、考えてるポーズだ!」と言ってました。

わかりますな。
 
友人Bに話をしたら
「悩むと考えるの違いは、自己批判が入ってるかどうかかもね」

うん、これも深く納得。

友人C。
「悩む→考える、というプロセスが、思想という営みだと思う。」

ぱちぱち。

ああなんと、考えているつもりで悩むだけの日々に没頭していたことよ。
あたしゃ、ちゃんと考えられる葦になります。
ホントよ。
ホントだってばさ。

posted by イワキリエコ | 23:43 | ステージ報告的な | comments(4) | - |
SOHOリハ−サル。
てより 今もSOHOって言葉使ってるのかしらん。

さて、明日はおはなしのさわさんと
我孫子のCafe遊優にてライブなのですが、
今回はわりと前々から、
よくよくライブの内容など話し合ってきたライブなのですが、
なんと、集中的にリハをやろうと思っていた先週末から、



・・・さわさんが、熱を出しました。

さわ家と我家は電車で1時間半。
相当スープの冷める距離です。

さて、どうしよう。
無理やりやって風邪をもらってきてもきびしいぞ。
うん、うん、ううむ・・・あれ?あれ?これは?

さて、我々、ちょっと前に導入した機器がありました。
それがこれです。

じゃじゃーん

メッセンジャーにつないで
映像チャットを選択すると
じゃじゃーん、
通話料無料のテレビ電話のできあがりー。

おそるべしです。
案外
何の問題もありません。

むしろ、わざわざ会ってリハをしたから大丈夫だ、という慢心もなく
いい感じの緊張感です。耳と心を澄ませて相手の声を聞きます。

それでもって、パソコンのスピーカーの前にアイリバーを置きまして、アコーディオンには音量で負ける声を中心にmp3録音しまして、そいつを宅ファイルなどでさわさんに送るとお互い音源がすぐ聞けちゃうというわけです。

えらい時代になったもんだなあ・・・しみじみ。

あしたはひさしぶりの地元での演奏!うれしいな。
当日でももうすこし席があります。ぜひ遊びにいらしてください。

→ライブ詳細
posted by イワキリエコ | 20:01 | ステージ報告的な | comments(6) | - |
まんまるに大きく口をあけて
玉井夕海ソロライブ@赤坂グラフィティを聴きにいく。 
ピアノの弾き語り第4弾。

ライトの中で美しくすきとおるような夕海ちゃんが
まるく大きく口をあけてうたを歌っていた。
強引ではない、静かな説得力。

苦手、というピアノに固定され、一見不自由にも見えるけど、
逆にその不自由さのせいで、すっきりとつたわってくるものがあった。
つたえるって、130%の声でやればいいわけじゃないんだなあ。
すごいとか、うまいとか、それよりも
もっと心の深いところに訴えかける
尊く、つたわるうた。

磨いてるなあ。
いいぞいいぞ。
帰り道、ふと気がつくと笑顔になっていた よきライブでした。
(月に一度やっているようです。次は4月は12日だったかな?ぜひ。)



夕海ちゃんのかわいくもまるくおおきな口に
(ほんとにまんまるなのよ)
娘のちいさいころの合唱を思い出す。
今ではちょっとクールに構える長女だが
幼稚園の頃はほんとうに大きな口をあけて歌ってくれたものだ。
かあさんはあの顔を思い出すといまでもじわんときます。
迷いも照れのかけらもなく完全に音楽に飲みこまれて全身で歌っていた。

その彼女が、
今回うれしそうに92点の英語の学年末テストを持って帰ってきた。
お初の90点台であります。ぱちぱち。
左利きで右手をうまく扱えず2ヶ月ほどで早々にピアノを放棄し、
ついでにあんなに楽しそうにうたを歌っていたのに
「音楽はキライ」とまで言い切るようになってしまい、
かあさんはとても寂しい思いをしていたのだが
彼女は、「英語のうた」でまた音楽と接点を見つけたらしい。

先生にカーペンターズを教えられ、
毎日狂ったようにYou Tubeを流して歌っていた。
新体操の振り付け時期には、同じタンゴが部屋から一日中流れてるし
毎日が大好きなカレーでも何の問題もなし!の
繰り返しにはめっぽう強い娘である。(血かしら)
そこに、入り口があったとは!
また、歌うようになって、かあさんはうれしいぞ。
いいぞいいぞ。





●おまけ
テストといえば、
下の娘も昨日算数のテストをこっそり差し出した。
[ 円の直径の長さは「羊径」の2倍です。]( ̄Д ̄;;  
いや、羊じゃないですから。
半径ですから・・・・ 


posted by イワキリエコ | 07:39 | ステージ報告的な | comments(0) | - |
シンプルに
mixi日記もこちらに切り替える事にしました。
お世話になったみなさま、
たまにはこちらにも遊びにいらしてくださいませませ。
posted by イワキリエコ | 09:01 | くらしのこと | comments(2) | - |
HUG
音楽を始めて
よかったなあと思うことに
ハグすることに抵抗がなくなったことがあります。

いい演奏ができた時、その日はじめて出会った人とも感謝込めてぎゅっ。
いいパフォーマンスに感動してぎゅっ。
心が動いたら、おもわずぎゅっ。

そうしたら、前から知ってて前はハグなんかとても恥ずかしくてできなかった人とも、あんまり意識しないでぎゅっ、って。
(びっくりさせてたらごめんなさい)

ハグすると
うれしいのは倍に膨らむし
不安な気持ちは半分以下になるんだよねえ。
人に伝わる、伝えるってすごいことだ。

今日久しぶりに会ったあの人に 愛を込めてぎゅっ。
いろんな気持ちがあったのに、すーっとどこかへ消えちゃった。

おそるべし ハグパワー。
この尽きぬ無限のエネルギーを人類はもっと活用すべし。
posted by イワキリエコ | 16:20 | くらしのこと | comments(2) | - |
ああ
眠る 眠る 眠り続ける
風邪か 花粉か はたまた魂の欲求か
寝ても 寝ても まだ足りない
posted by イワキリエコ | 16:09 | くらしのこと | comments(0) | - |
10年のタイムトリップの日
月に一度の気功の日、いつもは車で行くのに、ふと思い立って電車で流山へ。馬橋と流山を2両5駅で結ぶ、青い車両がのどかな流山電鉄に乗りたいな。

馬橋駅のホームで時刻表を見ると次の電車まで15分。
向かいのホームを特急やら快速やらがあわてて通り過ぎていく中、ベンチに腰掛けて、あったかい日差しの中でほっとする。

ほんとうにいい本です。

バッグから取り出したるは、渡辺茂男さんの『心に緑の種をまく』。いつもその優雅な佇まいに見とれてしまう新潮社の北村さんが、文庫になりましたよ、と教えてくださった。子どもの目線で、そのスピードと間で、いろいろな絵本の楽しさを、著者の渡辺さんにゆっくりゆっくり話してもらっているような気持ちになる。文章の語り口がほんとうにおだやかでうつくしい。10年前、新刊されたときに読んで気に入って、たくさんのプレママに贈った本でもある。しかし、なんだろう。ひさしぶりに読み返してわたしは驚いた。ほとんど、新しい本を読むような気さえするのだ。

わたしは、いったい、なにを読んでいたんかいな。あの頃。

渡辺さんは、『どろんこハリー』『エルマーのぼうけん』をはじめたくさんの名作絵本の翻訳者でもあり、『もりのへなそうる』や、『しょうぼうじどうしゃじぷた』などの名著の作家さんでもある。(ほんとうに残念な事に去年暮れにお亡くなりになったそうです。息子さんが書いた、長めの付記がついています。なんだか胸が一杯になりました。北村さんにもこころから感謝です。)

電車が走り出す。
かたんかたん、ことんことん・・・

ことんことんかたんかたん

終点の流山駅で電車を下りて、少し時間があったので江戸川の土手のほうに向かった。土手のベンチに腰掛けてまたまたほっこりする。目の前を自転車の母子が横切る。後ろの女の子がぎゅっと握り締めているのは菜の花の花束。おかあさんはこの子が花を摘むのを待つ余裕があったんだなあ。簡単そうだけどすばらしいこと。わたし、いっつもあの頃「早く、早く、」って言ってた気がするもん。

そうかあの頃、娘はこの子くらいで、この本は新刊だったんだ。

黄色い帽子の子どもたちが土手を歩いてきたかと思うと、やおら、何か取り出した。あ、凧だ。近くの小学生らしい。おかあさんたちは付き添い?みんな、口々にどなってる。「おれ、はじめてなのに、こんなにうまく上がった」「きゃー」「絡まったー」なんか可笑しい。可愛すぎる。素直にこんなに気持ちが盛り上がって自己主張できてすばらしいよ。ほんと。

高く高く

菜の花畑の土手のむこうは青い空。白い凧と歓声。夢みたいだった。

それから気功教室に向かい、ひさしぶりのメンバーとゆっくりツボやらチャクラやらカラダのことやらお勉強。手もみ、足もみ、ストレッチ。体を触ってもらうと本当にリラックスする。

先生に今まで診た中で二番目くらいにひどいと疲れを指摘され、そのまま気功治療もしてもらう。炭酸が抜けるように、気を入れても入れてもしゅわしゅわ抜けていくわよと言われた。ここんところ、苦しいことが続いて、ずっと気が張ってて、肩にも力が入りっぱなしで、緩められないでいたんだ。

それに、このあいだのカブダで気がついてしまった。
自分が、まず感じていないものでは、誰の心も動かせない。
ちゃんと、感じられる深さまでじっと見つめなくては。
そして感じるために、ちゃんと心が揺れ動く場所を作らなくては。

大事に約束をする
部屋を片付ける
立場から手を離す
いままでわたしをあきらかにするために手を貸してくれた
たくさんのものたちに、たくさんの感謝を込めて。

毎年毎年、毎日毎日、毎時毎分、いろんなことが明らかになっていく。
10年前の私、まだアコーディオンにも出会っていなかった。
10年たって、わたしはずいぶんわたしらしくなった。
posted by イワキリエコ | 19:48 | くらしのこと | comments(4) | - |
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