アコーディオン弾き 岩城里江子のブログです。
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息という字
横で感想文書いている娘
「ママ、息ってどう書くの?」
「うーんとね、自分の、心」
「ふーん」
「ふーん」
posted by イワキリエコ | 21:03 | くらしのこと | comments(2) | - |
ルータバキンさんの前座で。
9月の第二土曜の8日、柏のライブハウス、スタジオウー
なんとあの大御所、ルータバキンさんトリオの
オープニングアクトをやらせていただきます。

ブルってます。
逃げたいです。
自分に怒ってます。

でもここは逃げずに
神聖なステージに
アコ抱えて乗っかりたいと思っています。

ルーさんたちは7時からだから、その前ですね。
ぜひ、ほんもののジャズ(とブルブル岩城)を聞き(見に)に
いらしてください!
お待ちしております。

岩城里江子
posted by イワキリエコ | 12:37 | ステージ報告的な | comments(10) | - |
皆既月食
明日(というか今日)
夜皆既月食が起こり
お月様が赤く染まるそうですよ。
7時半ごろに一番見えるそうです。
雨が降らないといいなあ。

皆既月食の時には、
『蝕(イクリプス)は
「抑圧されていたエネルギーが偉大な力を得て溢れ出すとき」であり、
「個人レベルでも全体的なレベルでも、
 内に秘められていた態度やカルマが放出される」だそうです。』

ひえー言葉で聞くとおどろおどろしいが、ちょっとワクワクしますね。

友人の占星術師まやちゃんの占星術ブログからの引用ですが
興味のある方、ブログもとてもおもしろいので
ぜひぜひ覗きに行ってみてくださいね。



いつだったか彼女が
今年の8月末のの皆既月食は
らくちゃんの金星土星の軸の上で起こるから
大事なこれからの音楽の方向性をしっかり決めるといいよ
と言ってくれた事がありました。
何星といわれてもあんまりピンと来ないんだけど
ここ何日か軸がグズグズのブレブレでございまして
ヘタレ〜な感じでありましたが
そんな中にも安らぐ時間はぽつんぽつんと存在して。

こういうときには、
たとえささやかであっても愛情をしっかり受け取れて、
感謝の気持ちがブワア〜っとあふれ出てくるもんです。
そうです。
私は十分まわりに恵まれていて
十分しあわせものなのでした。
そういうことにちょっと鈍感になっていました。
そんな風に思えたら
おまけのように音楽もたくさん流れ出してきました。
おもしろいもんだなー。
欲しい欲しいと願う時より
絶対からだにもこころにもよい流れ。
第一わたしはわたしのままでそこに無理がない。
わたしの方向は絶対この先にある。
と、いうことは
これは月食前のストレッチであったか。

葛藤に抗うだけでなく、それをじっくりと見つめていると
やっぱり出口はちゃんとあるもんですね。
それでもってそのほうが絶対健全で腑に落ちるのだ。
自分の軸からのブレやらズレやら
たまにはちゃんとチェックしなきゃいけませんね。

昨日会った友人が
『人と違うことがすなわち個性である』
と言っていたけれど
そこを育てなくてどうするワタシ。
同化してどうするワタシ。
誇りを持って顔を上げて自分に恥ずかしくなく生きるのだ。

そんでもって
できればいつか
「普遍」と言う名の喫茶店で
おいしいアイスカフェオレをご一緒してくださいな。
posted by イワキリエコ | 00:31 | くらしのこと | comments(4) | - |
その笑顔は誰のもの
今朝早く
となりの長女の部屋で鳴った目覚まし時計に
オットが寝ぼけて起きて
私に向かって満面の笑顔をみせた。

お、いい笑顔じゃないか。
何年かぶりに見たなあ
と思ったら

「あ、カホかと思った」(次女)



なんとはなしに
ビミョーな敗北感。
posted by イワキリエコ | 11:06 | くらしのこと | comments(2) | - |
太宰太宰太宰
脚本・タロットカード風

今、
9月末の舞台の脚本が届き
じっくり読んでいます。
大岩さんの脚本の原稿。
書いているスピードがリズムに乗ってきているのが
一目でわかる手書きの文字。

人間のいやらしさや
汚い部分を
そのままスコンと出してくれる脚本家だと
演出の方が言ってたのがよくわかる。

役者さんはいろいろ思うところもあるでしょうが
一息に読まされてしまいました。

後で聞いたら
脚本の方も、記憶がないくらい入り込んでしまって
気が付いたら書き終えてた、という原稿らしいです。

私も、その気分にずんと入り込みたい。
今は脚本や
その脚本の原点になっている太宰の『人間失格』や
はては太宰関連の本をどっさり図書館で借りてきて
ずっぽり読んでいます。

こういう舞台にこういうかたちで音楽で加わるのは初めてだから
映像の音楽をやっているちかちゃんに相談に乗ってもらったり(感謝!)
ドキドキしてみたり、浮かんだメロディの端切れをメモってみたり。
でも、結局は
私がこの気分、というものにまずは染まりたいと思っています。

今朝早起きして
そのうちの一冊を読んでいました。

鎌田慧著
『津軽・斜陽の家 太宰治を生んだ「地主貴族」の光芒』
鎌田慧著

鎌田慧さんは、友人の写真家範ちゃんが大尊敬していて
話もよく聞いていた大御所ジャーナリストさん。
ちょっと意外でしたが、ご出身が青森なんだそうです。

引き込まれました。
津軽、と聞いただけでは今この暑い夏で想像しにくい雪景色
あの大きな斜陽館のチラシだけではピンと来ないそこでの暮らし
プライド、距離感、登場人物
特に『人間失格』は、太宰の自伝の様にも読めなくはない本ですもんね。

体温やら、空気の感じから、気持ちやらを
目の前でまさに目撃しているような気持ちになりました。
すばらしいルポルタージュです。


でもさ、
なんだか
ピアノの音の方が
この舞台にはよさそうな気がしてきた・・・

いやいや、
いやいや、
きっとできることがあるはず。


posted by イワキリエコ | 12:56 | 曲についてのこと | comments(4) | - |
旅へ出たふたり
さて先月末、
Sarasa本番で亀有にいる時に携帯がなりました。
今、次のミニライブのうちあわせで
松戸に来てる夕海ちゃんから
渡したいものがあるんだけど、という電話。
そのあと、待ち合わせした亀有の改札に
なぜかお父さんと一緒に現れた彼女。
なんでも翌週のライブの場所は、もと鰻やさんというギャラリーで
建築家のお父さんが設計された場所なんだそうです。
ん?鰻屋のギャラリー?聞いたことあるなあと思いながら
とてもすてきな場所だよ、是非紹介したいよ!といってくれて
用事が済んだらライブ見に行くね!と別れました。

2.3日して今度は版画の大野さんからの電話。
「今度個展の時に演奏頼んだじゃない?」
「はいはい」
「昨日そこに打ち合わせで行ってきたんだよ。
 そしたら、もんしぇんのちらしがあってさ、
 なんでって聞いたら
 なんとそのギャラリーは夕海ちゃんのお父さんが設計したんだって」
あ、な〜る。
それか!

大野さんと夕海ちゃんも不思議なご縁です。
さかのぼって、夕海ちゃんと初めて会ってパフォーマンスした
銀座の健次郎先生と範子さんの展覧会の時にも
谷中のギャラリーでけいさんが偶然会って連れてきたときも
もんしぇん初日も
全部大野さんお立ち会い。

引き合わせって一度だけじゃないのかもしれないな。

さて、ちょっと遅刻気味に
花火大会の人出でにぎわう松戸の駅前で
交差点の赤信号待ちをしていると
道の向こうのすてきなギャラリーのガラスの向こうに
細い手足をしならせて唄う夕海ちゃんと
大きな二十五弦を大事に抱えるようにして
弾いているかりんちゃんの姿が見えました。

そっと席に着きました。

ふたりのハーモニーはやっぱりナマが一番好きだな。
似ているようにも聞こえますが
大地を這って広がる大きな雲の影のようなかりんちゃんの声と
海から水が空に上がって雲になっていくような夕海ちゃんの声と
それぞれ、それぞれです。
最後の曲にはどーんと響く花火の音も重なって
外を行く浴衣の人も曲の一部のようでした。

ふたりを軸とする音楽集団Psalmは不定形で、
去年のもんしぇんもその一つの形です。
この夏、ふたりは全国ツアーに出てゆきました。
北海道から、天草までの長い距離を
かりんちゃんの車に箏を積んで
ライブハウスで、街角で、あるいは誰かの家のリビングで
いろんなところで唄って
いろんな歌を見つけて来るといっていました。

どんなふうに変わって帰ってくるんかなあ。
たのしみだな。

何処かで見かけたら
ぜひぜひ歌を聴いてくださいね。
(気に入ったらどうぞCDも買ってやってくださいませ。
 どうやらガソリン代になるそうです)
サームHP
(これから公開らしいです。今はふたりのブログに飛べます)



さて、そのすてきなギャラリーで
今度の土曜日アコを弾いてきます。
さわさんの朗読とか
ギター弾き語りの松山隆宏さんの歌とか
いろいろもりだくさんな楽しいパーティになるようです。
是非遊びに来てください。
持ち寄りパーティゆえ差し入れ大歓迎!

ゲイツインギャラリー宇
パーティ詳細
posted by イワキリエコ | 12:26 | ステージ報告的な | comments(6) | - |
吟味
ここ何日か毎日ハノンを弾いてます。
ハノンといえば、ピアノを始めた子が必ず取り組む教則本。
指の力を鍛え、五本の指をバラバラに動かすための
反復練習が延々並んでます。
ドミファソラソファミレファソラシラソファ・・・
昔は見るだけで吐き気がするほどだったのに
何(十)年ぶりかのピアノの基礎練習。
これが、たのし〜いっ!

先日、ブラジルピアノのwakaさんと一緒にショーロの稽古をしたときに
wakaさん、なぜかハノンを手に持っていました。
「どうしたんですか?これ?」
「ぼくね、このごろピアノちゃんと練習してるんですよ。
今日ももう少ししたら先生に初めてレッスン受けるんだ。
あ、一緒に聞いてく?」

どうやら、waka氏、芸大友達からレッスンとな。
それは、興味シンシン。
いいのかなーといいながら
ちゃっかり後ろで稽古を見学させてもらいました。

きりっとかっこいい美人の先生。

鍵盤の上の指のおき方から、打鍵のやりかた
ハノンのリズム練習、スタッカート練習、指の鍛え方、
もーう、目から鱗!
熱心にメモをとりながら、拝聴です。

その中にすごくひっかかった一言がありました。

一音一音腕をしならせてフォルテで弾くスタッカートの打鍵練習
「残響まで責任を持って聞きなさい
そうすると、音を吟味できるでしょ?」

音を吟味。注意深く耳を澄ませる。

うーん。
なんとなく通じる言葉が、
その日のお昼、とある企みのブレストに集まった
3人娘(娘。わはは)の話の中にも出てきたんだ。

とあるところで、躰は衰えていく。
そこで、それを補いさらに高めていくために
その躰に無理なく丁寧に質に転化していくしかない。
一番大事なことは
それを受け入れる心の柔軟性だ

という事を声のトレーナーをしているS嬢が話してくれた。

筋肉が割と柔らかかったからあまり気にならなかったけど
なんとなく指は動かなくなってくるような気がする
長い時間弾き続けるとやっぱり疲労が残る

無駄なチカラをなるべく排除してみたり
心の状態が気になってきたり
ちょっと視点を変えたくなってきてるのかもな
華のある、つやっとした音が
ふっと美しく出るようになりたいなあ。

受け入れる心の柔軟性か・・・

posted by イワキリエコ | 14:52 | ステージ報告的な | comments(4) | - |
ゴキ処理班
この猛暑
我が家にゴキ襲来。
ここ何日か、毎日お姿を拝見した。

さすがに、マズい。
一緒に住んでると思うと、やっぱりやだもん。
オットは見せしめとか言って庭で焼いていたが
効き目はあるんだかどうなんだか。

さっそく、ミクシでもゴキ退治コミュに入会して教えを請うてみたが
やはり、これは台所にブラックスペースを作らない
ということが基本のようである。
出しっぱなしの生ゴミ、余ったタマネギなどの放置などは
もってのほか。

ということで、
今日は台所を根本掃除しました。
迷ったら捨てる。
賞味期限切れのもの
使うかなーと思ってとっておいた容器
もう使わなくなったお弁当箱
引き出しは外して洗う
このモウレツな暑さはすべてを即乾してくれます。
食洗機やガスレンジの中もガリガリと。
扉の中は一度空っぽに。
うむ。
すがすがしいじゃないか。

ゴミ袋4袋分の成果を外に出し

夜は鉄板焼きと麦汁でゴキちゃんの引越祝いの乾杯しやした〜!

posted by イワキリエコ | 23:53 | くらしのこと | comments(4) | - |
平塚へ
昨日は平塚まで長女の関東大会の応援の応援(つきそい)へ。
7時半の常磐線のラッシュ、長女初体験。
「毎日なんて絶対無理」というこの子も、
いつかは同じ時間に電車に乗る人になるのだろうかなあ。
それとも、時間に縛られないことをするのかなあ。
でも、そんなに遠い未来でもないんだよなあ。

2時間の東海道線母子旅は
いろんなことをぺらぺらしゃべって楽しい時間でした。
中学に入ってから連日の部活で、
ふたりだけでなかなかゆっくり話すこともなくなったから、新鮮。
ま、親というより単なる女友達か。

バスで会場へ。

娘の所属する部では、
予選で花形Aチームがまさかのアクシデントで崩れ
Bチームが美しいチームワークで関東大会枠を勝ち取ったのですが
学校枠だったこともあり
関東大会にはAチームが出場することになりました。

選手はすべての思いを背負っての関東大会。
プレッシャーも相当だったのでしょう。
選手の母たちの緊張もたいへんなものでした。

さて、本番。
学校名を呼ばれて
「はいっ!」

これが、実によかった。
第一声から、会場に、時間に呑まれてない。
その瞬間、「大丈夫、いける!」

じっくりいろんなチームの演技を見ていて、
何より大事なのはこれかなあと思いました。
時間より、場所より、観衆より、自分たちよりも、先にいる。
団体演技ではそれぞれがぎりぎりの所にいる5人が
深く信頼しあった上にやっと存在できるグレートパフォーマンス。

前にSarasaの福ちゃんから熱く語られた
剣道の団体戦の5人の信頼感の上に成り立つ
勝負の妙を思い出しました。

試合が始まる前に、すべてが始まっているんですね。
この子たちが超えたものと、今まさに超えているものを思ったら
途中から、涙が出てきて困りました。

最後のポーズでは周りの他チームのおかあさんからも惜しみない拍手。

全国の枠にはちょっとだけ及ばなかったけど
ほんとうにいいものをみせてもらった。
こういうのは年齢もジャンルも関係ないんだな。

先日の県大会の時には萎縮していた選手の子が
「今日は踊っていて楽しかった!」
ああ、また泣けるじゃないか。
まあ、いいか、泣いてもね。



さて、三年生たちはこの夏で引退。
二年生たち(娘含む)よ、しっかりがんばれよ〜
先生「来年は相当がんばらないとですねー」って言ってたぞ!

がんばりました〜








posted by イワキリエコ | 08:56 | くらしのこと | comments(4) | - |
いやはや。
昨日ぶじに
ひとつ歳を重ねました。

気にかけてくださったみなさん
ありがとう。
産んでくれたかあさん
ありがとう。
まわりにいてくれるみんな、
ありがとう。
そういうことを思い出させてくれる誕生日
ありがとう。

夜は娘たちとお料理。

スプーン大きすぎた。。。

これを握りしめ西友へ

次女の作った設計図付きのチョコバナナパフェ
段ごとにバナナを切りにいく手際のよさ(ぷっ)で
とろとろのシェイクのようなパフェは
鼻の奥がつんとしました。



ところで、朝一で長女からメール
「おたんじょうびおめでとう
これからもよろしくね
人生、ENJOYしてよ♪」

娘よ、よいのか?母がこれ以上エンジョイしても・・・・



posted by イワキリエコ | 08:49 | くらしのこと | comments(18) | - |
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