アコーディオン弾き 岩城里江子のブログです。
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曳舟Kai-Wai

今まであまり馴染みのなかった駅が急に身近になってきました。
それは「曳舟」駅。

夏にmasaさんの写真集を買いにおじゃましたガーデンショップ
(かわいい雑貨も)LOVE GARDENさんがことの初め。
それから、8月にビオラのつるさんや落語の麟太郎さんたちとの
墨田区キッズコンサートに。
そして、10月に麟太郎さんの落語の会にゲストで呼んでいただいて。
今月22日には、お花のアトリエil fiorettoさんでソロライブを。
だからここ半年でリハもいれて7回もおじゃましている格好です。

でね、必ずといっていいほど、この駅を使うと
誰かが駅の構内外で話しかけてくださるの。
主におばあちゃまです(笑)
本番の衣装のまま降りたときにはにこっと笑ったおばあちゃまが
「すてきね」っていってくださるし
エレベーターの中では「こっちが降り口なのよ」って教えてくださるし
ほんとに言葉一つなんですが、改札を出るときには
すっかりニコニコになっちゃうんですね。

路地や商店街がまた何ともいい感じなんです。

昨日は、9時からの両国ペールギュントでのライブに出てくださる
タンゴダンサーさん達とお客様が来られる前の5時頃に待ち合わせて
踊る場所を決めたり、キメの練習をしたりしました。
それから、8時半までフリータイムだったもので
この曳舟駅に私はとんぼ返り。

行きたい場所があったのでした。

瀬戸正徳さんの写真展
『My Favorite Portland 〜ポートランドの風に抱かれて〜』
12月8日まで
10:30〜18:30(火水休)





彼は、ずうっと古くからの友人のだんなさま
こんな事をされているとは知りませんでした〜
DMを頼りに、会場の古民家カフェを探します。

6号から入っていくのは、
狭い道にたくさんのお店が並び
揚げ物やおでんがおいしそうな湯気を立て
歩くだけでしあわせになれそうな「鳩の町商店街」
ここは今や芸術家さんたちの集う場になりつつあるとか・・・
んーーわかるなあ。

「アート&カフェ こぐま」
東京都墨田区東向島1-23-14

お店には、飴色の本棚にたくさんの写真が並び
ストーブにやかんがかかって湯気をたてていました。
学生さんが商店街のインタビューにいらっしゃっていて
オーナーさんかな?の女性が丁寧に答えていました。
カレーとゆず茶をいただきながら写真を堪能。
明るい色があふれるなんともしあわせな写真たちです。



一人のすてきな女性が写真を見ていました。
何となく話しかけたくなったけどすっと出て行かれました。

私も買い物をしてから、LOVE GARDENへ立ち寄ると、
なんともう閉店!残念。
と、そこにたまたま歩いてきたのはさっきの女性。
同じ駅利用だけど駅のあっちとこっちだから結構距離あるんですよ〜
びっくりしてついつい話しかけちゃいました(あはは)

そしたら、やっぱり瀬戸夫婦のお友達で、
家も我が家と割と近くだということが判明。
来月にはお近くのspice cafeにて小物の展覧会をされるとかで
お互い素性を明かしあいました(笑)
spice cafeもずっと行きたかった場所の一つ。
ぜひ寄ってみなくっちゃ♪

両国までは車でたったの10分くらい。
2月ヴィオラとのコンサートをした浅草もペールギュントのある両国も
私にとってはなんだか同じあったかいカテゴリー。
またまた今日もいい気持ちでお店に戻りました。

夜のライブもまた楽しかったことはいうまでもありません。
ゴージャスなタンゴ、すてきでした〜うっとり。
あちこちで出会ってきたいろんな方が見えてくださり
ライブの後も、またまたおしゃべりに花が咲きました〜

posted by イワキリエコ | 22:44 | くらしのこと | comments(6) | - |
がんばれ骨髄液!(昨日の続報)

昼過ぎ、病院に顔を見に行ったら
麻酔から覚めて、まだちょっとぼーっとしたはるちゃんが
横になってました。

顔を見たらなんだかこっちもホーっとしたよ〜
午前中時計ばかり見てたから。

夕方まで動けないはるちゃんときょうちゃんとのんびりバカ話。
ああ、よかった。
よかったよ〜

途中からいらした移植コーディネーターの方にもお話を伺ったのですが
採取から24時間以内に、今度は患者さんに
はるちゃんの活力溢れる骨髄液が移されるそうです。
どうやら、摂取量から量るに、まだ小さいらしい患者さんだから
適応も早いのでは、と、おっしゃっていました。

患者さんは手術の前に、
前処置と言われる想像を絶する苦しい処置をするそうです。

>移植に先立って、患者の造血組織及び腫瘍化した細胞を根絶するため、致死量を超える大量の抗がん剤投与及び放射線照射が行われる。これを前処置といい、患者の造血機能を完全に破壊する為、その後必ず移植を行わないと患者は死亡してしまう。その上で、ドナーの骨髄液(造血幹細胞)を静脈から注入する。(wikiより)

>順調にいけば2週間ほどで輸注したドナーの造血幹細胞が生着し正常な血液を造り出すようになる。(同)

それを患者さんもご家族も乗り越えて、
今日無事手術を迎えたんだと思うと
胸がいっぱいになります。
がんばれ、はるの骨髄液!いい仕事するんだよ〜!


はるちゃん、思ったより痛くなかったそうで
「いやあ献血と同じ様なもんですよね」と言い放ち
コーディネーターさんに「いや、それは違うものです」と
きっぱり言われておりました(笑)
はる節、炸裂!うふふ


窓からの青い空がとってもきれいでした。

posted by イワキリエコ | 19:10 | くらしのこと | comments(8) | - |
化学変化

土曜日、久しぶりのソロ。
http://yaplog.jp/raku_rie/archive/182
その会場になったアトリエは
めちゃくちゃ真っ青な空の色と
おもてなしの心で溢れていて
非常に幸せに音を出させていただきました。
音がエネルギーみたいに広がって、みんなが緩んでいくのがわかります。

なんだろう、こういうのは、化学変化みたいだなあ〜

さて、友人のはるちゃんが
明日からうちの近所の大学病院に入院してきます。
骨髄移植のドナーに選ばれたそうです。
http://mubanchi.blog.so-net.ne.jp/2008-11-21
彼女は明るく話しますが、やっぱりどこか怖いはず。
でも、いろんなご縁に導かれて自然に明日を迎えるような感じをうけます。
私もそれがすばらしいことだと知っているけれども、
まだ登録はできていません。

このあいだ、はるちゃんときょうちゃんと話しているときにその話が出て、
それを聞いた瞬間きょうちゃんの目から涙が溢れていました。
ありがとう、ありがとうって。

もちろん、移植される人がどんな人なのか誰も知りません。

だけど、たくさんの輸血をうけたことのあるきょうちゃんは
確実に誰かの気持ちと行動に助けられて今ここにいて
でも、その輸血のために、ドナーになることはできないのです。

ありがとう、ありがとうってことばが今も胸に迫ります。

今朝、朝ご飯の時に、その話になって
長女が
「あたしもドナー登録ができる歳になったら登録したい」と言いました。
思いがけない言葉、うれしかったです。


ふと思いました。
すべてのものに明確な気配があるのなら
はるちゃんの詩心あふれる文章を作る感性は
移植された方の中に豊かに広がって、
その方の人生にまた少なからず
化学変化を起こすのではないかと思いました。

きょうちゃんに輸血された血液を献血してくださった方とも
あたしはきっと交流させていただいているんだろうなあ。
それは命の分配ではなく、命の拡がりなんだなあと思いました。

ありがとう、ありがとう。

はるちゃん、はるちゃんの行動が私の心に化学変化、おこしてるよ。

posted by イワキリエコ | 11:27 | くらしのこと | comments(8) | - |
『WAR DANCE ウォー・ダンス ー響け僕らの鼓動ー』
行ってきました。
試写で観て心を打ち抜かれてから、
うまく書けなくてもう一度観ようと思った映画です。

2003年以来の内紛により
3万人の子供が誘拐され
20万人の子供が親を失った
非政府ゲリラ兵士の80%は子供

その紛争地域でも特に危険とされる
北ウガンダ、パトゥンゴの避難民キャンプの小学校が選出され
はじめて全国の音楽コンクールにでるまでのドキュメンタリー。

改めて、ウガンダの大地の美しさと、そこでの内戦のあまりに過酷な現実とそれがもたらす惨めさ、そのときだけ自由になれるという音楽やダンスへの開き方、大人の子供たちへの手のさしのべ方、家族への切実な思いや民族への誇りのリアルさを突きつけられる。

主人公の13.4才の親を失った少年少女の独白は淡々と進みます。
うちの子供達と同年代。
一番感情を持てあますこの時期に、
どこかあきらめたような大人びた顔をしながら、
ものすごく熱いものをやけどしそうに抱えている。
その抱え方と表し方に積み上げてきた毎日の違いを思う。
それは親だって同じこと。
映画に出てくるお母さんは、もっとちゃんとお母さんで大人だった。

後半、練習の成果を持って意気揚々と首都に出てきたものの、
競合達に気持ちを乱され、
でも誇りを取り戻し不安を乗り越えて迎える音楽コンクール。
彼らのエネルギーの爆発!
じわじわとではなく涙もどっと出る。

誰でも、どこに生まれても
同じ人間として誇りを持ち自由でありたいという欲求。
子供たちは希望そのもので、物語はこれからだ。


今回は、この映画を観ながら、迫害される民族クルディスタンの写真を撮り続ける松浦のりちゃんのことと、昨日の朝読んだ、彼女のことを語った旅作家&エッセイストの石田ゆうすけさんのすばらしいブログ記事がずっとオーバーラップしていました。

松浦範子写真展
石田ゆうすけのエッセイ蔵

遠い国のことだけど
私のことでもある
大人も子供もやはりその社会の子供なんだ。

ぜひ、機会を作ってみていただきたいです。
http://www.wardance-movie.com/
がらーんとした映画館。
もったいなさすぎです。

東京都写真美術館 恵比寿ガーデンプレイス内
休映日:11月25日(火)、28日(金) 12月1日(月)、8日(月)
上映時間:各回定員入替制 10:30 / 13:00 / 15:30 / 18:30
http://www.syabi.com

渋谷アップリンクにて限定上映 
11/25(火)13:00/15:30/18:30  12/8(月)15:30/18:30
http://www.uplink.co.jp

第七藝術劇場(大阪) 今冬公開
http://www.nanagei.com/

桜坂劇場(那覇) 来春公開
http://www.sakura-zaka.com/index.html
posted by イワキリエコ | 09:58 | ふれたもの | comments(10) | - |
きのううれしかったこと

昨日は小金井でオカリナと語りとアコのコンサート
http://yaplog.jp/raku_rie/archive/184
コンサートも打ち上げも楽しかった
我々は思いを込めて自分たちを差し出せてたと思う
もちろん、まだまだ未熟だけれど
その一体感って束になって強まって
きっと何かは伝わるんだろうって思えた

うれしかったことといえば
ふと一緒になったときに
オーナーの小嶋さんが「間」をとっても褒めてくださったの。
「間」は今年のテーマなんだよ〜
http://raku-rie.jugem.jp/?eid=189
ツボボタンポチっ。
うれしすぎ。

それから、一音で感じさせる音だったよって。
昨日は、ほんとうにね、
ここにいる全ての人を音でやさしく撫でてあげたいって思ったのです。
こういう風に思ったのは初めてだった。
だから余計にうれしかったの。
私の手は2本しかないけれど
音楽はたくさんの手を持っている。
たくさんのひとを心から撫でてあげられるように心豊かに過ごしたいなあ。

というわけで
今日はアコを弾いて
疲れたら本を読んで
飽きたらちょっと昼寝して
またアコ弾いて
疲れたら本を読んで
紅茶飲んで、
買ってきた小嶋さんのごくウマチョコケーキ食べて
パソいじって
また弾いて

珍しく一歩も外に出ず
おうちでゆっくり過ごしたのでした。

ああ、しあわせ。



今日の読書本 
「音・ことば・人間」
武満徹
川田順造

posted by イワキリエコ | 23:13 | くらしのこと | comments(0) | - |
rose

今日はオカリナのとことこさんとのステージ
楽香をゲストで呼んでくださった
ことしさいごの楽香のステージだ

昨日は一日今日の曲の稽古
この間のリハの音を流しながらお風呂に入る
とことこさんの音はしみじみ染みる
パソコンをいじっていた長女も聴いていた

今朝起きたら、一曲目のroseが
頭の中でやわらかく鳴っていた
今日は音が見えそうな感じだ
うれしいな
心込めて弾こう
心を撫でるように

お弁当の卵焼きを焼こうと
フライパンを温める
卵液を流し込むタイミングが
今日はよく見えるぜ
と何気なくつぶやいたら
娘に何いってんの今ごろ、と突っ込まれる
気が抜けんな

卵焼きがうまくできたから
珍しく写真を撮ってたら
バスに間に合わないと無理矢理送らされた

まあいいや、
今日はいいいちにちになりますように



白ゴマ買ってこなくっちゃ・・・

posted by イワキリエコ | 07:41 | ステージ報告的な | comments(10) | - |
喝!
朝からため息をついてしまった
「ママ、どうしたの?」と娘に気遣われる。
頭の中では過去のことを限りなく丁寧になぞっている。
ここにいるのにここにいない。

というときにはこのサイトを読みます。
めちゃくちゃ怖いけど、こんな爺ちゃんいたらおもしろいだろうな。

澤木興道老師の言葉 

>泣き顔をヤメイ。ちっちゃな気で「オレはツマラヌ」と思い、「ヒトはエライ」と思うて泣き顔してコセコセして。そしてちょっとツマルと調子づきやがって。
>よそ見なしが成仏である。よそ見がやんで、はじめて飯もだまって食える。

信じるかどうかだい!
posted by イワキリエコ | 11:48 | くらしのこと | comments(2) | - |
今日は水戸へ

仕事で久しぶりの水戸へ行ってきました。
ホームでみと、って書いているのを見て
娘の名前はここからいただいたんだよなあって
そのときのことをいろいろ思い出しました。

冬の訪れを肌で感じる
11月の晴れた朝

みと、誕生!

mito

posted by イワキリエコ | 21:23 | くらしのこと | comments(2) | - |
変化

Sarasaの一区切りライブは
ほんとうにたくさんの
どの顔を見ても思い出が詰まっている ひとが来てくださって
みっしりと濃い時間になりました
あと一曲、また一曲と
残りの曲と音と時間を味わっていました

何もなかったスペースに我々のからだを通って音が立ち上がる
大好きなメンバーで縦横に織っていく
音がさらさらと飛んでゆく
そして誰かに何かの変化を起こす
わたしにも

そういう変化を起こすために音楽をやっているんですよ
夜におしゃべりした音楽家はそう言った

7年以上、とても大きな位置にいるバンドだから
終わってから、まだぼやーんとしています。
すっきりとはしているんだけれどね。

みなさん、ほんとにかわいがってくださってありがとうございました。
またどこかでおあいできますように。



posted by イワキリエコ | 16:05 | ステージ報告的な | comments(6) | - |
いよいよ!!

今のSarasaのラストライブ
おかげさまでほぼお席も埋まったようです
(当日だと立ち見になってしまうかもだそうです)

ああ、なんだかこの一週間、興奮して毎朝五時目が覚め
頭の中を音がぐるぐる駆け回る
とっても大事にしてきたから
一度手放すのは怖いけど
また新たな始まりだとも思います

さあて、音をめいっぱい楽しんでこよう
いってきまーすわーい(嬉しい顔)
posted by イワキリエコ | 07:55 | くらしのこと | comments(4) | - |
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