アコーディオン弾き 岩城里江子のブログです。
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食器整理

今週のクロワッサン『「片付け嫌い」を直す方法。』の中吊りに誘発され
お雛さまを出し、クローゼットを片付けたイキオイで
わたしのなかのブラックホール、食器棚に着手。
今年に入ってからの片付けでもなかなかとっかかれなかった大物登場。

義母が無類の器好き。
結婚祝いに贈ってくれたたくさんの砥部焼のおかげか
私も器が大好き!
さすがにこの頃は音楽シフトなんで、あまりふえておりませんが
使うのは結局けっこう棚の手前のものばか。り
それでもいただいたり、買ってしまったり
娘がもらってきたり作ってきたりでぎゅうぎゅうの食器棚。
このところは暮らし方も変わってきたし
使うのは家族+αだけなんですよね。
この際、この際、です。

ぜーんぶ床に並べてみた・・・
まだ奥に広がってたりする


はーー。
昨日はそれでも大皿小皿がんばりました。
棚を拭いて、キレイに洗って
冷静に、想像力を働かせてチェック。
どう使いたいか、どう使えるか、傷の具合は。
重なっているものをお嫁入りの準備させて
・・・と。

ふう。
でも、棚にゆったり置かれてなんか息してる感じです。
忘れかけてたお気に入りのうつわがいくつか出てきました。
また大事に使おうっと〜

今日はカップとグラス。



・・・・・先は長いぜ。

ひとついかがですか?
写真に撮ると案外冷静になるみたい。

posted by イワキリエコ | 10:42 | くらしのこと | comments(10) | - |
お雛さまを出した



昨日ランチに行ったお店に
かわいいお雛様が飾られていて↑
しあわせなきもちになったので

我家も夕食のあとやっとこさおひなさまを出しました
むすめたちとわあわあ言いながら

お内裏さまとお雛さまが並んで
桃の花と菜の花が咲いて
空間がふわんとほころんだみたいです

パソコンのいすの右うしろなんだけど
右の背中がなんだかくっきりとあったかいよ

posted by イワキリエコ | 08:31 | くらしのこと | comments(4) | - |
「自分が使いたいものを」
昨日TVで見た大阪の家具ショップTRUCK FURNITURE
家具職人とイラストレーターのカップルが
二人で起こしたショップ
http://www.truck-furniture.co.jp/top.html
すでに、単なる家具ショップではなく
彼らのライフスタイルは同世代の憧れ
全国にファンのいるショップ
お客さんは、彼らの世界観を家具のかたちで買う、って言ってました

新作ソファを開発中、
「自分が使いたいものを作るだけ」
って、何度も座った時の違和感を確認しながら
キビしく丁寧にそして楽しそうに作ってた
作られた家具は、自分たちが使って
使ってるうちにダメだと思ったらまたやり直すそうだ
頼むべきは作り手の敏感な感覚

でも、そこに光を当てながら
徹底的に気持ちのいいものづくりをする姿勢ってかっこいいなあ〜
posted by イワキリエコ | 19:42 | くらしのこと | comments(2) | - |
そばに花を置いて

花粉の少ない暖かい日は
ベランダに布団をよく干します。
おひさまでしっかりふくらんだ布団に頬をのせて
小さな庭の梅を眺めるのが楽しみ。

一昨日、和室の日なたに椅子を持ち出して本を読んでました。
見あげるとガラスの向こうに紅梅と白梅。
庭に出てやわらかな花びらに触ってみます。
梅の花をのぞきこんでは品のよい香りにうっとり。
枝を短く切って一輪挿しに挿しました。
何度も香ってみます。
香りを感じられるとお花の豊かさは全然違う。
ガラス越しに見る自然でわかった気になっちゃいかんのです。
五感、もっと目覚めよ。

ちょこん


自然ってすごいなあ
枝の選定するくらいで何も手入れもしていないのに
毎年忘れずに蕾をつけてたのしませてくれるんだよなあ。
去年は収穫の時期にはるちゃんがもぎにきてくれて


 (はるちゃん収穫中)

それをまた梅ジュースだったかにしてくれて
持ってきてくれたっけ
香りがいろんな記憶をたぐってきます。



さて、昨日
去年ライブでお世話になった
イルフィオレットの中根さんのところに遊びに行きました。
イルフィオレットは、曳舟にあるお花のアトリエとカフェ。
お花の在庫をおかず、
オーダーでその時々一番のアレンジを届けてくれるアトリエ。

おいしいコーヒーとシフォンケーキで楽しいおしゃべり。
「今何が一番ですか?」と言ったら、「チューリップ!」と即答。
お店には今旬のミモザと桃の生けこみと
テーブルには真っ白いチューリップのアレンジが。
しばし、またもや、うっとり。



梅を切って何度も香りを楽しんだ話をしました。

「部屋にお花があるとちょっとだけゆとりができるでしょ。
わたしはきれいね、とか、よく話しかけてるのよ。
愚痴だってね、黙って聞いてくれるの」

確かに、そうだなあ。

「今日もね、このチューリップのめしべを
きれいだなあ、ふしぎだなあってつくづく見てたの」

自然の恵み。

「お花屋さんで一輪買うのもいいし、野草でも、
植え込みのパンジーでもいいの。
よく見えるところに一輪、あるだけで、全然違うのよ。
わたし、もっと暮らしに一輪の花のある暮らしのよさを
みんなに知ってもらいたいんです」

確かに。

いただいたチューリップ、さっそくテーブルに飾りました。
キッチンで洗い物しながら見えるテーブルです。
ほんとにかわいいなあ。
わたしももっとそばに花のある暮らしをあたりまえにしたいな。


キュートっ


そうそう、イルフィオレットに家庭の使い終わったてんぷら油を持ち込むと
お花一輪プレゼントしてくださるらしいです(3/1〜)。
なんだか、いいなあ。
てんぷらも楽しくなりそう(笑)

▲イルフィオレットHP
TOKYO油田(持ち込み方法など)

posted by イワキリエコ | 20:04 | くらしのこと | comments(2) | - |
『ストーカー』

前回日記ではみなさまどうもありがとうございました(ぺこり)
父ともどもとても喜んでおりますです。
ついでにいろいろCSSなどを編集しなおして(初めてでもできたぞ〜)
不評だった小さい字のコメントフォントが変更できました。

(ブログをスタートしようかなあと迷う父世代のみなさま。
 もしよろしければどうぞ一声かけてくださいませ。
 わかることならばなんでもお答えします!
 いや、まあどの世代でもかまいませんが・・・)



さて、本日は近辺で盛り上がっております
タルコフスキーの『ストーカー』鑑賞。

映像は絵画のように美しく
どのシーンを切りとっても音楽が聞こえてきそう。
いわゆる怖いものはひとつも出てこないのに、非常に怖い!!
ひやり、ひやり、ドッキン・・・
PCにつないだイヤホンから聴こえるさまざまな水音にまじって
自分のドキドキも聴こえるようでした。

チェルノブイリを予言したとも言われるこの映画
あの事故の6年前にできたそうです(1979)。
しかし古さはまったく感じません。
ゾーンと呼ばれる立入り禁止の場所に
生きがいを求めて命がけで進入する中年のふたりと
ストーカー(探求者)と呼ばれる案内役。

ゾーンに入るに至るそれぞれの追い込まれた状況と思惑。
目的地はそこに入れば希望の叶う部屋。
が、近道は叶わず、
同じ道は引き返せず、立ち止まることもできません。
ストーカーに身の危険を脅されつつ
はじめての道を命がけで一人ずつ
もうただただ無防備に歩いて行くしかない。
核心に近づくにつれ、誰しもどの道もそうなのか・・・

いろんな登場人物に語らせる思いが、光です。

>希望は叶うものだ
 信じてほしい
 情熱など頼りにならぬ
 大切なのは自分を信じること、
 子供のように無力となること、
 無力こそ偉大なのだ。


しかし、うーーん、しばらく夢に見そう・・・・どっしり。
しかしロシア語の響き、いいですねえ〜

posted by イワキリエコ | 23:11 | ふれたもの | comments(6) | - |
「気ままな旅のつれづれに」

今日はおとうさんの話です。
夫の父です。
会社員から教育者に転じ、
四国巡礼に単身マウンテンバイクや徒歩で出かけたり
独りで念願のシベリア鉄道の旅に出かけたり
碁と晩酌とユーモアが大好きで 
アクティブ、マイペース、チャーミングなおとうさん。

ずっと前単身赴任先のマンションに遊びに行ったら
ガスレンジのところに
「takashi's restaurant menu」と書いた紙が貼ってあって
「ハンバーグ」とか「サラダ」とか「味噌汁」とか書いてありました。
できるようになったメニューを貼ってたのですと。
もう、そのかわいいメニューを思い出すだけでほおが緩みます。

「男女アコーディオンのデュオでコンクールに出る事になりました」
と言ったら、実家付近で
「らくさんは、男性と二人でリオ(ブラジル)のコンクールに出るらしい」
と大ゴトになっていたこともありました。
・・・出ませんて。

今日は電話で「らくさん、ぼくの俳句が入選したよ〜」
と喜んでました。

’初夢を昼寝して見るなまけもの’



さて、お正月里帰りした時、おとうさんが言いました。
「Kほ、これおもしろいよ、読んでごらん?」
Kほ。現在小六。

どっかーん!!

ぶ厚!

『虚数の情緒』(吉田武著 東海大学出版会)
確かに、副題には「中学生からの全方位独学法」とは書いてありますが・・・
今はまだ算数が好きな小六はにやにや笑いながらどこかへ。
ちと早まったか・・・
厚み6cm。ずっしり。

ふーんとかわりにぺらぺらめくってみました。
でも、これが結構めっぽうおもしろいんです。

序章に、
”教育に携わるものにとって、最も重要な行為は
「人の心に火を点ける」ことである。
いったん、魂に「点火」すれば後は止めても止まらない。
その点火装置は「驚き」である。
ところが、昨今、徒に知識の量だけを増やし、
この「驚く能力」を摩滅する行為が白昼堂々行われている”
とあります。

確かにね、受験塾とかで
「ほーら、このやり方おぼえておきなさいよ。点取れるから」と
公式のかたちや長文の読解のテクニックだけを教えられるほど
興味はどんどん失せていったような記憶が。
近道には遠回りのおもしろさはないもんな。

おとうさんは数式の美しさを熱く説く
「博士の愛した数式」の博士みたいな人でもありますが
曰く、「数学のおもしろいところは授業では省略されてんだよなあ。
この本はいいよ。参考書なしこれ一冊で量子力学から相対性理論まで
中学生でもゆっくり理解できる。
余裕のある教育者が十分に租借して作った数学の入り口の本だよ」

というわけで、
遠回りを存分に味わえる本らしい。
わたしも時間かけて読んでみようかなあと思います。



というおとうさん、
私のそそのかしで旅日記ほかをブログにしちゃいました。
日々の更新というものではないですが
いろいろ試行錯誤した努力の賜物です〜
手書きの絵もなかなかよいですよ。

「らくさんに言われるように、作ってはみたけど
どうもね、このブログの読者は20代が中心みたいなんだよねえ」
ってちょっとさみしそうに言っていたので、
どうぞお時間のあるときにでも覗いてくださるとうれしいです〜

「気ままな旅のつれづれに」http://houroukitk.exblog.jp/

posted by イワキリエコ | 23:20 | くらしのこと | comments(14) | - |
言えなかった「おかあさん」

来月、久しぶりのステージです。

・・・なあんて。

娘のピアノの発表会で生徒みなで「ぞうのババール」をやるのですが

(そう、皆さんご存知のあのババール。
実はあのお話にフランス人作曲家プーランクが曲をつけてます。
曲とお話が入れ子のように組み合わさっていて、
プーランクのうつくしい和声でちょびっとやらしくもおかしいこの物語が
また不思議な色がついてなかなかよいのです。)

http://www.youtube.com/watch?v=8Qf7aoJoXn4
ババールの産まれたシーンの曲(これは弦メロディだけど)

・・・が。
先生の命により(去年ドビュッシーをみてもらった関係で逆らえない私)
なんと朗読をすることに・・・
ああ。
朗読、4歩展あたりでちょびっと読んだことはありますが
ほぼ国語の授業がラストステージ。ひょえー。
というわけで、朗読といえばこの人、きょうちゃんのところに
朗読の稽古をつけてもらいに行ってまいりました。

ところがっ。

感情の込め方、イントネーション、間、声の響かせ方、カツゼツ。
音楽と同じじゃないか。
やんややんやすっかり夢中に。
きょうちゃん、指導、うますぎ。

その中で「感情表現」をやってみようということになり
横になって、胸で掌を組み、目を閉じて
ある少女の状況と気持ちを導かれ
最後にセリフ「おかあさん」というセリフだけを言うというメニュー

最後さあどうぞ、と導かれたのに
声が出ないのです

感情が大きな波のようにふわあっと盛り上がったあと
やさしい引き潮のようにすうっと引いていきます。
声を出そうとするのだけど

大きな波が三度寄せて引いていって
それをすごく客観的に見ているくせに
どうしても言えなくて
目を開けたら、
いっぱい涙が溢れてきました。
涙がたまっていたことすらわからなかった。

ことばのちからをあらためて思いました。
うつくしいことば。つよいことば。思いのこもったことば。
使うのにこのくらいおそれを持っててもいいんだよなあ。

posted by イワキリエコ | 23:16 | くらしのこと | comments(10) | - |
キンキョウ

贅沢にもずーっと本ばかり読んでました。
毎週図書館通い。
おかげで2キロほど肥えちまいました。
ちょっと忘れないように書いときます。


▲ロミロミで興味を持ったハワイ関連本
古代の神様や神話の話
中でも女優山口智子さんの『反省文 ハワイ』はオススメです。
ハワイを消費して、今やっと反省を込めて
ほんとうのハワイと向き合おうとする
同世代の彼女の思いのこもった本でした。

彼女の感覚にも共感しますし、
ハワイのものの捉え方にもとても共鳴します。
何年か前のハワイの不思議な出来事を
今頃紐解いているような気がしてます。

▲『クルド人のまち』はとてもゆっくり楽しみました。

▲音楽療法や音の響きの本
先生もおらず、音楽学校も行っていないわたしですので
いまさらながらお勉強しております。
ははーーとデコを叩くこと山のようにあります。

今読んでるのは『音楽の霊性(ピーター・バスティアン)』
この本何度めかしら。
やっとちょびっと理解できるようになってきたような(遅)
デンマーク人のピーターさん
巨匠チェリビダッケの愛弟子にして、過激なバスーン奏者、
王立音楽学校の教師にして、ヨーガの達人・・・。
彼の話の飛び方が、もうたまりません。
私的ど真ん中ストライクの本。

▲日本史入門講座、歳時記
日本固有の宗教は「和」だ、という本。
わたしも、まあ、そうですね「和」教信者ですが・・

俳句を詠んでいてもいつも思うけれど
「和」だけでなく日本にはよい風習やよい言葉がたくさんありますね。
季語をみるだけでも言葉からぱあっといろんな風景が広がって
まぎれもなくこの土地で育ってきたんだなあって思います。

▲身体術関連(下駄系)

でもま、結局のところ音楽に戻したいワケですからして。
アコで身体をうごかすしかないのでありました。


なまるな。動け。(自戒)
目指せ、通りのいい身体と心。

posted by イワキリエコ | 07:52 | ふれたもの | comments(2) | - |
急性偏平足(?)と下駄の正しい履き方

前に、一本歯下駄がマイブームだと書きました。
調子に乗って歯の裏にゴムを張り、室内で履き履きしておりました。

先々週の事、
朝、出かけようとした時のことです。
ひねったわけでもないのに、右の足首にするどい痛み。
いかん、どうした!!
でももう出かける時間。
厚めのソックスを履き、細身のブーツでぎゅっと固定して出かけました。
走れはしないものの、びっこ引き引き何とかその日は過ごせました。

翌日。
朝起きたら、ベッドから足を下ろせません。
かかとをつけようとすると激痛。
腫れはないのに、、、。
この日も、お昼待ち合わせで吉祥寺にいかねば。
痛みに泣きながら朝ごはんを作り、子どもたちを送り出し朝一病院へ。

看護士さんに「一本歯下駄を履き始めたからか右の足がどうにも痛くて」
「一本歯ですか・・・・」失笑。

「先生、足の裏の外側で立つとまだなんとか立てるんですが。
痛いです!!」
先生は言いました。
「おとうさんやおかあさんに偏平足の方はいませんか」

へ、偏平足?

「偏平足ですか?特におりません。」
そう?おじいさんやおばあさんは?
うーーん、どうだっただろう・・・

「ほら、今、土踏まずがなくなってる状況なんですよ」

確かに、さほど立体的でない私の足の裏。
でも、ちゃんとプールサイドに残る足あとでは土踏まずあったのになあ・・・
撮ったレントゲンを眺めながら、先生、勝ち誇った顔で
「ほらね、ちょっと親指が外反母趾になりかけてるでしょう」
どうも外反母趾と偏平足は並々ならぬ関係にあるらしい。
たぶんそんなことだったようです。(理解不足)

土踏まずを押すサポーターを処方してもらい、出かける。
しかし、オドロキ。
この日、結構歩いたんですが、歩くほどに、楽になっていくのです。
夕方にはもうほぼすっきり。
化かされたよな気持ち。

さて、時は流れ、昨日、身体術の中島先生にお会いする機会があり
お聞きしてみた。

「それは下駄の履き方ですね」
「履き方?」
「親指と人差し指挟んででひっかけて履いてなかった?」
「ああ、そうかなあ」
「下駄はね、全部の指をぎゅっと握って履くんですよ」
「えっ」
「そうするとね、ほら土踏まずが浮くでしょう」
おおおーーほんとだ!
「大体ね、あれは重いから、(片足600g)それだけでも負担になるしね」

ううーーしらんかった・・・・

先生、ありがとう!
素人考え、恐るべし!!
また新たな気持ちで履いてみる事にします。

バージョンアップ済!

posted by イワキリエコ | 20:45 | くらしのこと | comments(10) | - |
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