アコーディオン弾き 岩城里江子のブログです。
ライブ情報・プロフィールはリンクよりHP「らくん家」へどうぞおいでください。
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ひさしぶり!

高松空港で出迎えてくれたのは
下の子が年中さんの時の親友のママと妹ちゃん。
お友達は部活の出発があっておうち待機。
彼女たち、今は高松在住。何と7年ぶりなのです。

変わってないよ〜
変わってないけど時間を重ねて自然で穏やかな表情になってて、
会えて本当にうれしかった。

さっそくお家へ連れて行ってもらって話は続く続く。
子供たちはブランクをモノともせず盛り上がる。

話しているうち、記憶が引っ張り出されてきます。

妹ちゃんがどこへ行くにも持っていたなにかの布。
あ〜そうだそうだあれは半纏だった(^^)!!
いっつもライナスみたいに引きずって歩いててかわいかったなあ。

引越し前、うちでべろんべろんになったママを夜更けに送っていった時のこと。
彼女が玄関で行き倒れたあの姿!(笑)

お別れの前に無理やり押し付けたアコーディオンのテープ(テープ!!)は
しばらくよく聞いてくれていたそう。

そうだあのころ、我家には毎日彼女たちや誰かしらが遊びに来てくれていて、
私はたくさんのご飯をよく作ってた。
ほんとうに賑やかで楽しかった。
仕事やアコを始めて、このところはそんなこと少なくなったけどね。
あんな日常をすっかり忘れてたことがびっくりだ。

朝起きたらあたふたとちいさなお弁当を作ってバス停に走り
バス停でママ友ミーティング。
洗濯してちょっと掃除してすぐ子供が帰ってきて
誰かが遊びに来て賑やかになって
子供を預けあいっこして在宅の仕事のFAXやメールを送って
子供を寝かせて、眠い目をこすりながらアコーディオンを爆弾きしてた毎日。
そういえばちょうちんの展覧会もこの頃からだったか。
あのあきれるようなパワー。
子供中心の小さくも濃い世界と対抗するように、自分だけの小さな世界も守ろうとしてた。


古い民家のおうどんやでお昼をごちそうになって
そのあと、彼女がそっと言った。
「もしよかったらkちゃんだけお泊りに来る?」
親友だったお友達は部活で朝ちょっとしか会えなかったから
それはそれは娘はうれしいはず。
むりやりでないやさしい心づかい。きゅんとしました。

今日泊まらせてもらうえっちゃんのところに私を送ってくれたので
一緒にみんなでおしゃべり。
こどもたちはえっちゃんにお揃いでかわいく爪を塗ってもらって大はしゃぎ。



ともだちのともだちはみんなともだちなのさー
ささやかにやさしい時間を一緒に過ごしたのでした。

つづく

posted by イワキリエコ | 20:43 | 曲についてのこと | comments(6) | - |
ただいま〜

高松・岡山の旅行から帰ってきました〜!
みっちり充実の4日間。
旅でたくさんの笑顔や思い出に出会ってしまった。




posted by イワキリエコ | 00:25 | くらしのこと | comments(0) | - |
高松そして岡山

高松空港へは7年ぶりの友人がお迎えにきてくれました。
下の子が幼稚園年中の時の親友ファミリーが、
今高松に住んでいるのです。
お嬢さんたちもすっかり大きくなり、すてきな娘さんに。

おうちに遊びに行き、おいしい山田うどんを食べにいきました。

posted by イワキリエコ | 10:50 | くらしのこと | comments(0) | - |
選挙に行こう

明日から、下の娘と岡山の実家へ行ってきます。
とあるイベントで演奏をさせてもらうのです。
(その前に、高松のえっちゃんちに寄り道したりするけど・・・^ー^)
なぜか今年、近年まれに見る旅行運。
何年か、旅行なんぞ夢の夢だったのに・・・
とりあえず北は盛岡、千葉を通って岡山の全国ツアーってことで♪あはは〜

今回は、飛行機に楽器を持ち込もうと思っておりました。
一昨日念のための確認をしたら、アコーディオンは指定楽器で
大きさをパスしても、別に特別席(片道13000円)必要ってことが判明して、大ショック。

東京-高松(帰りは岡山から)一泊付き(部屋は放棄だけど)のエアチケットで往復2万ちょっとなんですよ。
なぜに楽器様のお席のほうが高いのだ〜!!
新幹線に乗り換えようにもチケットキャンセルはもう30%かかるし。
では宅急便か、と問い合わせると、
ヤ●トは片道18000円といわれぶっ飛ぶ。
サ●ワに聞くと、通常料金+保険(1万に付き10円。お得!)
ということで、こちらにおねがいすることに。

ほこりを被ったハードケースを引っ張り出して、

パッキンを鬼のようにして
今日我が愛器をはじめて宅急便に乗せることにしたのでした。


どうぞ無事に届きますように。


さて、一緒に行くにあたっての娘が約束した「宿題とチャレンジ」を終わらせようと脅したりすかしたりで時間は過ぎ、足りないものを買い出しにいけば、うまいこと運ばず時間は伸びていきます。ああもう楽器も集配にきてしまうし、もう帰って弾きたーい、と最後の用事の不在投票をやめて帰ろうかなと思ったのですが、市役所に寄って不在投票をすませ、やっぱり来てよかったなあと振り向いて誰かにぶつかりそうになりました。


何かの麻痺があるのか、カートにすがりつくように大きく揺れながら歩いている少し年上の女性でした。口元を強く結び真剣すぎる表情で足を一歩一歩前に運んでいます。


一瞬、動けませんでした。


田口ランディさんが、以前ボランティアで一緒に過ごした麻痺のある女性に言われた「私は生きていることが革命だから」という言葉に大きなショックを受けたと言っていた言葉が響きました。


「いきているだけでかくめい」

選挙に行こう。

posted by イワキリエコ | 23:14 | くらしのこと | comments(6) | - |
人は幸せになるために生きている

って保険のCMが今日ぽっと心に響きました。
いい言葉だなあ。

みなさんの明日がよい日でありますように。

posted by イワキリエコ | 21:52 | くらしのこと | comments(2) | - |
干し草の匂い

今日は燃えるごみの火曜日。実家のガレージに干してある刈った草の回収へ。
ここ3日の晴天で程よく乾燥されているはず。
思ったとおり、小さく縮んだ草の山。
ゴミ袋に詰め込むのに持ち上げたら
干し草の匂いがプンとしました。

ああ、突如気分は大草原(大きな森)の小さな家のローラ。

雪の上にお砂糖を煮詰めて作るキャンディやら
干草でこさえたベッドやら、たくましいとうさんの腕やら。
お姉ちゃんの髪の色に似合うリボンを結ぶかあさんの手に憧れたりさ。
あたしの何パーセントかは確実にローラでできているのです。

と草を抱えて妄想していたらご近所さんが冷たいスイカを切って差し入れしてくれました。
小さな器に塩まで入れて、食べやすいように紙でくるんで。

あんなおいしいスイカ、今年初めてでした〜

posted by イワキリエコ | 16:44 | くらしのこと | comments(4) | - |
ルー・タバキンさんのオープニングアクト
ちょっと先のことになりますが、そしてここはう・らくん家ですが、
久々に演奏のお知らせをさせていただきます。

9/9の水曜日に柏のライブハウスwuuにて巨匠ルー・タバキントリオのライブがありまして
なんと、今年もオープニングアクトをやらせていただくことになりました。

ルー・タバキンさんのトリオは、絶妙のかけあい、間、すごみ、舞い上がるリズムとテンション、自在さ加減が文句なくすばらしいです。ぜひぜひ間近で感じていただきたいです。特にwuuさんはめちゃくちゃステージが近いので、すごい迫力が肌で感じられることうけあいです。

→前回の記事

前回、MCの児山先生が仰ってましたが、ルーさんが「50年やってきて、やっと思う音が出るようになってきた」と。笑ってしまいました。そうか〜、50年やってそんなことやっと思えるんだって、ちょっとなんだか力が抜けました。

でもこの機会をいただくのも、もしかしたら今回でもう4回目?
いつもお世話になっている岡本さん、今年もありがとうございます
私の演奏までやらせていただくのはいかがなものかいつも微妙に申し訳なく思いつつ、
でも、私も私なりの今の心を込めて弾かせていただきたいと思います。

ぜひぜひ遊びにいらしてください!


<世界最強のテナー&フルート>ルー・タバキントリオライブ


テナー・サックスとフルートのルー・タバキンは、相変わらず元気な活躍を続けている。秋吉敏子さんとの仲の良いおしどりコンビで活躍する一方、タバキン自身は独自にコンボを率いて欧米を舞台に精力的な活動も続けている。
秋の柏公演はタバキン自身も楽しみにしている年に一度のライブで、今回も彼が最も得意とするベースとドラムスを加えたピアノレス・トリオで演奏を聴かせてくれることになっている。トリオのメンバーにはベースの超絶技巧派ボーリス・コズロフと長らくタバキンとコンビを組んできたドラムスの名手マーク・テイラーというレギュラー・メンバーで来日する。


日時●2009.9.9(水) 18:30開場 19:00開演
場所●スタジオ・ウー
出演:LEW TABACKIN  BORIS KOZLOV  MARK TAYLOR 
会費●前売り5000円(1ドリンク付) 当日5500円(1ドリンク付)
連絡先●アイネットエージェンシー(株)
TEL04-7144-2327 メールokamoto@inet-agency.com
posted by イワキリエコ | 00:00 | ステージ報告的な | comments(0) | - |
終戦記念日に指裏について思う

「哀愁のミュゼット」にはすごく早いパッセージがあって
指がよくもつれるわたし。
昔はもっと動いてたのになあ、老化かなあと切なく思ってたのですが
今日いろいろ試しているうちに
古武術の甲野先生の「指裏を意識する」と思い出したのです。
鍵盤に触れるのは指の腹だけど、弾くときに指の背中側を意識する。
押しながら引く。引きながら押す。

基本、先生は意識にしろ力にしろ1つの方向だけへの集中はダメという。
なるべくそこだけへいかないようにして体全体で動くと桁違いの力が働く、というが
それで弾くと、、、ん?ん?あれれ?
指が動いてる!!それで鳴ってる!
意識的には20倍くらい指が軽くなった感じが・・・。

軽弾きの私がいつのまにか指いっぱいに力が入ってたみたいです。
余計な力はまったくいらんのだな。

とはいえ、左手はベルトを引きながら指はボタンを押さねばなりませんので
ちょっと複雑な動きを意識せねばならなそうでこれから研究します。

今日はなんだか一日弾きまくり、目からうろこの連続で楽しかった。



さて昨日、しばらく空き家になってる実家の草むしりをして、
お盆でもありますし、お仏壇にお花やお水をお供えして帰って来たら
九州出身のお隣の奥さんが迎え火の用意をしていました。
迎え火、初めて知りました。

終戦記念日はずっとお盆と重なっていくんだと改めて思いました。
去年は山種美術館に行こうとして、靖国神社でたまたま正午を迎えたんだった。
ここのところお盆の風習や、戦争のことを意識することが多いです。
今朝の新聞でも80代の戦火を体験した方たちの投書にも胸を衝かれました。

昨日、お仏壇に手を合わせたときに、祖父母の写真をじっとみました。
みな大きくなってから一時にしろ、同じ家で一緒に生活したのに
どんな話をしたのか、もっと言うとどんな人だったのかが
ぼんやりと輪郭を失っていて切なくなりました。
胸にちゃんと刻んでないのは、後悔になるんですね。
でも手を合わせて本気で謝ったらちょっと座っていた場所が気持ちがよくなりました。

此岸と彼岸が近くなるお盆のおかげかもしれないですね。
なんだか、ちょっとほっと気持ちがあったかくなったお盆でした。

posted by イワキリエコ | 22:42 | ステージ報告的な | comments(2) | - |
初心に戻る

始めた頃に抱え方をおしえていただいた小川先生と
佐藤師匠の数回のレッスン以外、
ほぼ完璧自己流、現場育ちでやってきたもので、
録音するとあまりに音の雑さ、ツメの甘さ加減にめきめき滅入ります。

みたぽんがよい先生について、めきめきうまくなったのをみていたし
重ねて、このあいだ、アコーディオンの公開レッスンを観にいって
先生のちょっとしたアドバイスでがらりと音が変わっていくのを見て
「あたしも誰かに見ていただきたいなー」という思いがさらにつのってました。

まあ、ひとことで言うと、自信なくしているんですね。
でもどなたかの門を叩くというのはやはりそれなりに覚悟もいるし。
今だいじにしているものがぽろぽろとこぼれそうな気もして。

と、悶々としていたのですが、
一昨日から、とあるイベントで弾いてとリクエストされた曲の練習を始めました。
Sarasa結成して1ケ月で迎えた関東アコーディオン交流会のコンクールで弾いた
桑山さんの「哀愁のミュゼット」。
私がはじめて自主的に練習した楽曲。転調に次ぐ転調でけっこう難しい。
リクエストしたのは義母なんですが、このコンクールの時のビデオを気に入って
何度もみてくれていたそうで。

今昔練習した楽譜を丁寧にさらっています。
これがすごく楽しい。
メトロノームでゆっくり、指が自由に動くように体に入れてから音を動かしていく。
感情をいれて、風景を動かして。

昔はできなかったことが普通にできるようになってたり
普通にできてたことがちょっとやりづらくなってたり
そんな自分の変化を大事に楽しんでいます。

なーんだ、あたしもけっこうあちこち歩いてきたんだなあ(しみじみ)。

作家の世界に入り込んで、丁寧に、音を作っていく。
ほんと、たのしい。
しばらくはこの楽譜がレッスンです。

posted by イワキリエコ | 22:55 | くらしのこと | comments(4) | - |
おとなインタビューその2

次女のインタビューもふたり目であります。
今回の取材相手は楽香でおなじみ「きょう」ちゃん。

きょうちゃんは年長さんから舞台を踏んできた、芸歴の長い役者さんなのですが
学校を卒業し、さてこれからというときに事故にあって道を断念し
普通の会社にいったん勤めてたときに私に遭遇。
事務職をやろうが企画をやろうが仕事はできますから重宝されてましたが
でもその後、死ぬかもしれないという大病をして、
「もう一度、やれるのなら表現をやるために生きたい」と、
この道に戻ってきた彼女。
今はピンピン(すぎ)です。
神様が「ようし、これだけ仕掛けてようやくその気になったか」と言ってるようです。

次女がこの取材をお願いしてから、彼女はこんなことを考えてくれたらしい。
私の職種はなんだろう。私の職種は・・・「楽しく生きる大人」だ!
・・・確かにウソはありません。おっしゃるとおりです。

さて、私この日夜の予定があって、次女だけをきょう家に預けて出かけました。
(なんちゅう親・・・)
きょうちゃんちのダーリン、ゴルゴ氏は「定時に帰るよ。次女、何食べる?」などと
やさしいメールを入れてくれ、次女のテンションは上がりっぱなし。
家ではガミガミ母さんにビシビシやられてますから、天国です。

私はちょっと遅くなり、用事を済ませて携帯を見ると
「ママ、超たのしいよ、おいしかったよ」というお店からのメールがピカリ入ってました。
「もうすぐ駅に着きまーす」とメールを入れると
「激盛り上がってまーす」という返事が・・・

・・・ドアを開けると、そこには・・・・

マリオギャラクシーで宇宙の冒険に出かけている3人の姿がありました・・・
我家では見たこともないくらい何のストッパーもかけられてない楽しげな次女の笑顔・・・
プロ級「楽しく生きる大人」を背中で見せてくれてる二人。
それは、スゴみさえ感じられるほどで・・・ええ。
カラダを張った、背中で語る説得力。

帰る予定だったのが結局確信犯なしくずし的にお布団を引いてもらい、
母も宇宙旅行へ追いかけていったのでした。

翌日、とりあえずな感じでインタビューをしているところを横で見てましたが
「勤務期間はどのくらいですか?」の問いに答えて
「うーん、表現の仕事は30数年、楽しく生きる大人歴はここ10年」
全ての仕事に覚悟と歴史あり。

ほんとにお世話になりました。また、覚悟の背中見せてください。

posted by イワキリエコ | 16:50 | くらしのこと | comments(4) | - |
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