ザッザッザッザッと集団で足音を立てて進んでいってるような毎日です。
見失わないように、流されてます。
でもどこか深いところで水脈がつながっているような気も。
ここのとこの話。
22日のWUUライブで初共演のジャズピアニスト美幸さんが我家へ。
しばらくシリーズで数人のピアニストさんといろんな国やジャンルの曲をやろうと思ってて
その第一弾ライブのお稽古。
それぞれソロをやったあと、
ふたりでお話を紡ぐように曲を繋げていこうという企画なんだけど
これが、おもしろかった!
ねえねえ、次にあの曲はさまない?とか、こういうふうに弾こうよっとか
つるつるアレンジが出来上がっていって、
やがてわあわあ大笑いしながら曲がくるくるつながって
アジアからブラジルへのツアー企画完了!
拙曲「おかえり」にすてきなジャズコードをつけてもらってうっとり。
みんなで舟に揺られて音楽の旅にいきましょ〜!
翌日は朔リハでメンバーが我家へ。
リハのあと夜は近所のワインバーJAVINでライブ。
このときもまた新曲やりたいのがあったりして、
楽譜をネットで出して、アレンジ整理して、夜のラインナップが決定。(いい時代だな)
ムスメ「ママ、夜どうすんの?」
母「あ、出かける」
「どこに?」
「ライブ」
「あ、そ」(あっさり)
という会話にパーカスのけんちゃんが「ママ、かっこいー」とウケていた。
ワインバーではミラクルな再会が渦巻いて、めちゃくちゃもりあがりました。
ご来場、ありがとうございました。
そして翌日、今度は屋形船!
今年87歳、花寿を迎えられる都内でただ1人のすす竹工芸職人の萩原さんと
箸の日(11.11)に屋形船で楽しむ一日一膳箸の会。
震災から8ヶ月ということもあって、
海でつながる東京湾に萩原さんのお箸に六文銭をくくって沈めたあと、
水つながりでメコンなど少しだけ弾かせていただきました。
しかし初めてお目にかかった萩原さんはとってもダンディ!
かくしゃくとしてすっきり立つすてきな方でした。
「あと、20年くらい作り続けられる気がする。
その秘訣は、ヨガやちょっとした動きで身体を動かすことと
腹八、いや七分目です」
と向かいに座って海老天をしっぽまで次々たいらげていた私の眼をじっとみつめて仰った。
・・・反省。
いただいた手触りも色もつやつやと美しい煤竹のお箸と箸ケース。
250年寝かさなきゃならないこの材料がもう底を着いてしまうので
後継者を育てられないんだそうです。
もったいない話です。
週末はJAAのアコーディオン歌伴講座へ。
講師の田ノ岡さんが、僕も現場の要求に必死にくらいつきながらやってきたんですよ。
って笑ってらした。
実際に歌を聞かせてくださったボーカルの方ともども
音楽に対して真摯な感じが伝わってすてきだった。
印象に残ったのは
「ピアノを習ってた人は習っていたことを、
習っていなかった人は習っていなかったことを
アドバンテージとして捉えたらいい」と言う言葉。
こういうフトコロの深さいいなあ。
あとは「すべての練習は音楽の深い理解のためで、
練習したことを本番で潔く捨てることも大事なこと」といってらしたこと。
なんだか考えさせられちゃったなあ。
そして今日は、アミュゼ柏での1歳児をつれたママンたちの会へ。
楽香ライブ。
いやーー子供達のパワーはすごいね。ついつい笑っちゃった。
スピーカのレベルボタンも、そりゃおもちゃさね。
下の子がお腹に居た時
EPOさんの親子ライブを企画したことがあったのだけど
その時の阿鼻叫喚の「大きな古時計」大合唱を思い出しました。
若いママたちはお肌もぴかぴかでみんなかわいい。
これからまたまったく新しい扉を開く人もたくさんいるんだろうなあ。
みんな、子育て、自分育て、がんばれーー!
終わりはないけどさ、
あたしゃ10代より20代より30代より、今がいちばん楽しいよ。
さてここしばらくの音楽話でした。
長々お付き合いくださって、ありがとう!