土曜のアコラライブ、おいで下さったみなさまありがとうございました。
去年の3月にライブの会場だったナーディスで知り合ってできたアコラなので
活動もなんだかんだともう一年。
今回はお互いリラックスしたライブになりました。
聞いてくださった方が
「炬燵に入って二人の旅の話を聴いているみたいだ」と言ってくださったのだけど
それはまさにわたし(たち)のやりたいこと。
うれしかったなあ。炬燵ってのがまたいいですね。
のどかな春炬燵。
先日スペインから来てたYercoたちのおかげなのか、
Yercoのライブで一緒に音を出した目の前のayaさんや大泉さんのおかげなのか、
先週行った阪東観音の巡礼の赤い旗のおかげなのか、
一曲目の「CAMINO」を弾いているときに、
だだっ広いスペインの巡礼の道と黄色いフラグが見えた気がして、
ここ何年かずっと行きたくてしょうがない
サンティアゴ・デ・コンポステラに行かなくては、と思いました。
てか、いきたーーーい!
てくてくと。
ちなみにCAMINOというのはスペイン語で道。
二年ほど前よく聴いていたカルロス・アギーレのアルバムタイトルでもあります。
巡礼といえば
先週行ってきた阪東観音さまのご開帳巡礼。
12年に一度、巳年の3/17〜4/17に行われるそう。
のどかな田舎町をざっくりとした地図を片手に赤い旗をたよりに回ります。
ゆかりの場所の番外地なども含めて40ヵ所くらい。
ご朱印帳代わりの和紙の便箋にご朱印を書いていただいて
のんびり檀家さんたちと話ししたりお弁当をいただきながら回って1日で半分。
(車を出してお弁当も作ってくれたさよちゃん、ありがとう!)
必ず観音堂の前にはこういう柱とひもが結ってあって
観音様の指とつながっているのだそうです。
みなさん、大事そうにこの柱やひもを撫でてらっしゃった。
そして、こういう笑えるお人形展示も。
甘酒を振る舞ってくれたおばちゃんに聞くと
「観音様参りだけじゃアレだから、
お楽しみもないとね、あーーっはっは」(いやいや
むやみとあかるい。
巡礼って、ずっと特別なものと思っていたけど
素朴で親しみやすくて、こうやって生活の中にあるものなのかもなあ。