アコーディオン弾き 岩城里江子のブログです。
ライブ情報・プロフィールはリンクよりHP「らくん家」へどうぞおいでください。
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

posted by スポンサードリンク | | - | - | - |
2015ありがとうございました
もう少しで今年も終わりですね。
どんな一年でしたか?

去年末からめずらしく体調いまひとつの状態だった私は
からだのことに本腰入れて手を入れ調子を整えつつ活動していたら
年末には思いがけないところに流れ着いてた、という感じの一年になりました。
おそるべしですね。さっきiPhoneの一年分の写真を見直してビックリ。
いろんなことがありすぎて。

あちこちにいきました。
バルセロナ、パリから始まって
岩手〜仙台〜福島、岡山、新潟、福島、楽器もって。
特に後半は南米と関わりが増えてきて
ちょっと興味を持ったスペイン語入門を紐解いておりますw
YouTubeでちょっと勉強していたら、先生まで現れてくれました。嬉。どうなることやら。

ダンスカンパニーDeux、
朗読者in KAWAGUCHI、
Ensalada del flamenco公演
inochi2015のラクマーヤ『水脈』etc・・・
ふだんのユニット活動を少し休み、
大きな公演に関わらせていただいたり
クラシック畑の仲間との共演を多くいただいたりして
その中で新たに思えた事もいろいろありました。

関わる方たちの思いをきちんと尊重しつつ、
わたしの魂ももっと丁寧に扱おうと思いました。
それが相手を尊重する事でもあるのだなあと。
そしてそのあともしそれがうまく伝わらなくても
なんとかしてわかってもらおう、という気持ちも、もはやいらないのかも。
思いを尽くしたら、もうおまかせしかないのかもしれませんね。

私を通して楽器もいったりきたりしました。
まずは知り合いの画家の押し入れで長い事眠っていた一台のバンドネオンがわが家に。
その代わりに(というか)アコーディオンを弾いてみたい、という方たちが
押し入れで黙りこんでいたアコーディオン達を次々外に連れ出してくれました。
パリのりえちゃんから託されたアコーディオンも生徒さんのところへ。
今それぞれの場所で、楽しそうに音を奏でているのがうれしいことです。
楽器も技術もどんどんみんなで循環させていくのがいいね。
私にできる事はなんでもお伝えしますぞ〜
お教室も来年はもっとちゃんとやっていこうと思います。

バンドネオンのゆかいで新たな仲間も増え、
小川紀美代さんに御指南いただけることになったのもありがたいことです。
学ぶ楽しみがわくわくとひろがっています。

あ!そういえば、9月にはNHKラジオにも出させていただいたんだった。
面白い経験でした〜^^

将来、2015を振り返ったら、曲がり角の一年だったと思うのだろうなあ。

来年はどこへ行くのでしょうね。わからないからおもしろいですね。
共演してくださったり、呼んでくださったり、聞きに来てくださったり、
教わったり、教えてくださったり、語らったり、旅したり、
今年関わってくださった大好きなみなさま、本当にどうもありがとうございました。
どうぞよい年をお迎えくださいね。
来年もどうぞよろしくお願いします。

posted by イワキリエコ | 23:38 | くらしのこと | comments(0) | - |
12月のいろいろ
友達が泊まりに来たり
耳の治療したり
演奏旅があったり
タフな12月でした。
お世話になったみなさま
一緒に音を感じてくださったみなさま
ほんとうにありがとうございました。


北総病院クリスマスコンサート ここの院内学級の先生の藤本亮平さんのパーカッションとサックスの宍戸陽子さんと。
去年に引き続き子供たちの病室を回りました。ついついからだが動いてしまう子供たち、かわいい。


イルフィオレットさんで。オーナーのお花はいつもシックで美しい。 右は去年に引き続きの「柏演劇祭」リハの楽香。

すばらしいお宿、福島の「おとぎの宿 米屋さん」クリスマスコンサート
舞踏の開座でご一緒して以来の竹林和寿子さんの歌が美しく響き、秋山暁子さんのピアノからは風景が見えました。

宍戸さんと我孫子香取神社 と もうすぐ壊されてしまうKAFにて。元鉄工場だけあって、本当に響きのよい楽器のような場所

松戸のギャラリー宇にて。特別ゲストにとものちゃんの歌。二部はサックスの宍戸さんと。一段と倍音の増えた音に一同うっとり。


ラストは今年一番よく通った近所のカフェペジーブルさん。たーっぷりのパンとデリ、デザート秀逸でした。
藤本君がカホンもって来てくれて、つたないバンドネオンにも急遽飛び入り、拍手喝采☆


来年は、2日11時、13時から柏そごうの2階特設会場で書の今泉岐葉さんとの新春パフォーマンス。
3日14時からは我孫子の香取神社にて楽香の新春ライブ。
http://rakurie.wix.com/raku-house#!live/c9a0

そのあとはしばらくゆっくりバンドネオンモード突入します。

 
posted by イワキリエコ | 12:39 | くらしのこと | comments(0) | - |
耳の事
耳の事
投薬と酸素カプセル治療、ほか、
目に見えるもの見えないもののパワーをいただいて
大事に労って、過ごしています
とりあえず外科的な問題はないらしい、まずは一安心

今年は体がいろいろとたいへんだよなんとかしてくれよシグナルを送ってくれてるので
今まではなんとか気合いで凌いできたのを改めようと
本気でその気になっています

耳は現代のストレスの感知器官って誰かが言っていたけれど
いろいろ集め過ぎたのかも
ひとさまの荷物まで持てないのです、
内面にちょっと耳を立てなさいと諭されている気分

そして何のために音を出すかと考えるに
もういろんなことはいらない
難しい事でもない
ただ喜びにフォーカスした音が私から出ればいいなあと
改めて思うのであります







 
posted by イワキリエコ | 23:46 | くらしのこと | comments(0) | - |
冬感


posted by イワキリエコ | 01:49 | - | comments(0) | - |
年末年始の予定など
前回の年末年始の「楽香」、「おとぎの森米屋」以外の予定もHPにもアップしました〜
(ガラ携だと読めないようなのでこちらにも上げますね)
ぜひ遊びにいらしてくださいー!
http://rakurie.wix.com/raku-house

12月
◆昨年に引き続きおやこスペシャル枠で呼んでいただきました。
 13日(日)アミュゼ柏@柏演劇祭 楽香 12時より(30分のミニステージ)
         小学生以下:無料
         保護者(中学生以上):予約・当日500円
◆毎年恒例のギャラリー宇で。今年はしっしーと。
 20日(日)ギャラリー宇@松戸 サックス宍戸陽子​ 18時半より
      18時開場 18時半開演
      予約1500円 当日2000円(ワンドリンク付き)
      http://www.gates-inn-gallery.com/#gu

       

◆スペシャルクリスマスナイト
 23日(水)おとぎの宿 米屋(福島)21時より
      http://www7.489ban.net/v4/client/plan/pbview/customer/e-yoneya/pbid/350323
◆大好きなカフェで初めて弾きます
 26日(土)カフェベジーブル(@柏慈恵医大そば)11時半〜の年末感謝祭イベントにて
       この日だけのビュッフェ形式のスペシャルランチのあとに、アコーディオンを弾きます。
       パンもおいしくて、センスも素敵、よく足を運ぶカフェなのです。ぜひこの際一度。
       11時半〜
      http://watageworks.blogspot.jp/2015/12/blog-post.html?spref=fb
      
         先日マリンバの藤本君とお邪魔した時の写真、彼も飛び入りに来てくれるかも・・・!
1月
◆楽書家岐葉ちゃんと楽ちゃんで楽楽コンビ。めでたい。
 2日 新春書道ライブパフォーマンス@そごう柏2F店特設会場 無料
                  11時〜、13時〜 「楽書家」岐葉  
      
      銀座永井画廊でのパフォーマンス以来のセッション、新年が楽しみだなー!
◆神社で楽香・・・「新春楽香祭り〜♪」
 3日 我孫子香取神社 楽香 14時より
          ¥1500 (お茶・お菓子付き)
posted by イワキリエコ | 00:18 | くらしのこと | comments(0) | - |
こころもからだもゆるむ宿ふたつ
耳の調子も相変わらずなので、
お仕事以外はお出かけを控えている毎日です。
断捨離が着々と進んでおります。

昨日は23日に福島のおとぎの宿米屋さんでの
ソプラノの竹林加寿子さんとピアノの秋山暁子さんとのクリスマスコンサートのリハ。
(耳栓してリハする失礼な私・・・)
お互いに「もう、天才!」と讃え合う、笑いの絶えない明るいリハ最高です。

かずちゃんから、「時期ごとの物語のシーンでメニューを考えるすごく素敵な宿なんだよ」
というまさにわたし好みの話を聞き、「行く行くー!」
二つ返事w

音楽がお話のように繋がり、お話を音で繋げる
とても素敵なプログラムになりました。
宿泊される方向けのプログラムのようで
お風呂、お食事がすんでからの21時からの暖炉を囲んでの演奏だそうです。
http://www7.489ban.net/v4/client/plan/pbview/customer/e-yoneya/pbid/350323

このサイズ感の違い・・・w毎度笑える・・・


さて
今年はご褒美のように、こういう時間がもうひとつありました。

11月末、新潟の里山十帖に一年ぶりにお邪魔してきました。
雑誌「自遊人」編集部が経営されているこだわりのこのホテルは
こちらもすみずみにまで配慮の行き届いた、リノベされた築150年の大きな古民家。
ここでは五感がのびのびするのです。
おもてなしの心が循環してるほんとによい宿。

雨の露天風呂につかり、滋味溢れるごちそういただいて
お客さまみーんな、私も(それどーなんだw)同行の友人もすっぴんのほろ酔い。
と、お仕事が一息ついたシェフやスタッフさんが腰を下ろし、
アコーディオンが運ばれてきて、突然小さなライブがスタートしました。
飾らずわたしそのまんまで、弾きたくなった曲をおしゃべりしながらつないでいく喜び。
サプライズなので始めは戸惑っていたお客さまの顔に
少しずつ笑顔が広がっていき、すごくスペシャルな時間でした。
こういう演奏スタイルも、実に好きだな。
去年も今年もすてきな出会いがありました。

暖炉があたたかく燃えているフロアで低く流してくださってた『水脈』が
いい感じに聴こえてきて、なんだかじーんとしました。感謝。




 
posted by イワキリエコ | 11:56 | くらしのこと | comments(0) | - |
楽香
基本ご依頼があって腰を上げるので、
しばらく静かにしていた、おはなしとアコーディオンのユニット『楽香』が
11月に入りにわかに慌ただしい。

11月は小岩の美容室『愛』さんで、
それから、流山でオカリナ「ひだまり」の大きな発表会イベントのゲストで
久しぶりのステージ。
アコーディオンでご縁ができたもう長いお付き合いのふたつの場は
楽香を気に入ってくださって、いつからか二人で呼んでくれるようになった。

きょうちゃんの作るお話は
ずっとかわらず普遍的ないのちとか愛の話で
彼女にしか書けないものだと思う。
彼女が彼女の声であたたかく伝えていく力は大きく
いつだったかアコーディオンから顔を上げたら、会場の半分以上が目を真っ赤にされていてびっくりした。

もうしっくりとからだに馴染んだ相方の声を隣で聴いていると
観てなくてもこころの中まで感じられて音楽が自然にわきあがってくる。
もともと大事な友達関係から始まったユニットだから
お互いひとりでもきちんと立つ、ということを私はいつか目標にしていた。
それでも二人でないとできない事がある。これをこの頃しみじみ思う。
場にふたりがもたらせ、循環させられるもの。

いつだったか筑波で撮ったアー写。日の目見る事なかったなー・・・(笑) 

年末年始、これからふたつほど楽香続きます。
演目は『サワリゴエ』ほか。
よろしかったらぜひ。

◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
 

12月13日(土)アミュゼ柏@柏演劇祭
おやこスペシャルステージ(12時〜13時まで、通常のイベントとは違う入場体系になっています)
http://blog.goo.ne.jp/kashigekifes/e/39294d557cfeb96a5266487de498e66d
12時より
小学生以下:無料
保護者(中学生以上):予約・当日500円
30分くらいのミニステージ。おこさまとどうぞ。もちろん大人だけでも。

1月3日
我孫子香取神社
オキクルミ「新年楽香ライブ」
14時より
¥1500 (お茶・お菓子付き)
こちらは新春早々しっかりと1時間半くらいのプログラムです。
(サイトはリンクでき次第おしらせします)



 


 
posted by イワキリエコ | 12:03 | くらしのこと | comments(0) | - |
佇まい
今日のこと。
つくばの朝日里山学校へ。
「八郷夢起しの会」が主催された星野直子さんの講演会です。
昔から大ファンだった星野道夫さんの奥様。

向う道は空が大きく
筑波の山々は紅葉がとても綺麗であかあかと浮き上がり、
途中で車を停めて撮影してしまうこともしばしば。
素人でも思わず撮ってしまう写真には私が確かにいるなあとしみじみ。
森羅荘の岡本さんのおかげで、つくばとご縁ができてもう何年だろう。
いつもこの大きな自然に向って走るとき、わくわくうきうきする。


スライドで写真を映し、エピソードを挟まれながらの2時間。
星野さんはもういらっしゃらないけれど、優しい目で景色を切り取る星野さんが写真の中に次々と現れ
灯りを消した音楽室のスライドの前にモノクロの直子さんの横顔の影が映って
なんだか二人の並ぶ姿をみているようでだんだん胸がいっぱいに。
直子さんがアラスカに行ったのは初めての海外だったそうだ。
信頼と、ユーモアと、素朴な行動力。
今も直子さんが道夫さんをゆたかに支え生かし続けている。
きっとそれはおたがいにかな。

間の休憩時にアコーディオンを弾かせてもらいました。
綺麗な響き。
撮影等でも使われるという、廃校になって久しい木造ののかわいらしい小学校の音楽室には
10年前の音楽隊のアコーディオン担当の子どもの名前がまだ張り出されてた。
この教室にもかつてアコーディオンの音が響いていたんだろうなあ。


直子さんと終演後少しお話をさせていただいたら
なんとわが家の近所がご実家だそうで。
感じのよい、飾らぬ静かな表情と佇まいが深く印象的な方でした。
2016カレンダーにサインをいれていただく。


それから楽しみにしていた次の予定に向うも、
この頃調子の悪い右耳の違和感が大きくなってきて泣く泣くキャンセル。

通りすがりの誰もいない日帰り温泉の岩盤浴で耳を暖めながら考える我が身のこれから。
私が循環させていくものいけるものはなんだろう。







 
posted by イワキリエコ | 00:42 | くらしのこと | comments(0) | - |
バンドネオン 1
またちょっと遡りますが
10月の末には小川先生のところでバンドネオンの発表会がありました。
なんでも〆切は大事です。7月おわりにお誘いいただき速攻申し込みました。

「悪魔の楽器」って言われるくらいの演奏難度の高さ。
ディアトニック(蛇腹を押した時と引いた時で同じボタンを押して出る音が違う)は初めてで、ちんぷんかんぷんです。
この楽器と3ヶ月でどうやって仲良くなろうと考えて
アコーディオンの時に無理矢理好きな曲を急いでなんとかしようとしたときとは違い
今回は楽器自身にも教えてもらいながらゆっくり進めようと思いました。
理解できる小さな断片を少しずつ広げていく戦法。

まずは先生のところで楽器の持ち方を教えていただく。
3月に無理矢理弾こうとしてすぐ右ひじを痛めたので。
すると本体を膝に乗せ蛇腹は主に膝で動かし手をついていかせる事を知る。おお。
確かに腕にかかる負荷がほとんどなくなる。
先生は比較的アクションの大きい演奏方法をされるのだが
それも華奢な体でこの楽器をなるべく機能的に操作したいからだそう。納得。

まずは音階練習。右手左手両手。
ドレミファソラシド、ドシラソファミレド・・・
しかし、なんでこんな弾きづらいところにボタンが位置されているのだろうバンドネオン。

と、弾いてると、なんだかアイリッシュに聴こえてくるので試してみる。主に蛇腹は引きオンリーのみ。
ドレミーレドレーミソラーラソ(シュー 空気抜きレバーで蛇腹を戻す音)ドソラーソミレードド(シュー 以下同)
はい、サリーガーデンできあがり。
それに合いそうなベースを一小節一つくらいの白玉で見つけていく。
とにかくゆっくり。

どうもゆっくりアイリッシュは初心者によいかも。メロディきれいで楽しいし。
次は、アコーディオンでもよく弾いたThe water is wideに着手。
曲をよく知っていると手がかりがたくさんあってよろしい。
こちらも白玉のベースを付けながらボタンを探っていく。
1コーラス弾けるようになったところでまたまたレッスンに伺って
バンドネオンの音の重ね方(三度違いとか、コードとかリズム付けるとか)を
いくつか聴かせてもらったのを参考に
いろんなアレンジをつなげた曲を発表会で弾くことにする。
押しのボタンも使ってみたら?ということで譜面を書き、どこで押し引きするか先に決めていく。
蛇腹のコントロール。空気抜きレバーの使い方。

やっぱり、似てるけど違うものだなあアコーディオンとバンドネオン。
ぴりりとキレのいいアドバイスひとつひとつ、霧が晴れていくー。ありがたい。
そして、アコーディオン弾きはここでひとつの難問にぶつかったのであった。
(つづく)




 
posted by イワキリエコ | 15:48 | くらしのこと | comments(0) | - |
母校へ
11月のはじめ、母校の女子大の学科創立記念祝典で演奏をすることになり、
高校大学時代を過ごした岡山へひとり里帰り。
居心地のよい夫の実家や友達の家でよくしてもらって
たくさんの人に出会い一週間よく笑った。


懐かしい顔が会いにきてくれたり、
ほんの一瞬で通じ合えたり、
関わりのある人同士が大事な人だったり、
今回新たなご縁が結ばれたり、
嫌われているかもとかつて疑った人が大切にしてくれていたり、
これでもかこれでもかと今だから蓋が開くミラクル大集合。
まあここでお祝いのアコーディオン弾いてる自分だってミラクルなのだな。


大学も訪れるのは卒業以来。
このあいだ金スマで理事長先生が大きく取り上げられ
なつかしい景色を見たばかりだったからか
回廊を歩いているとしみじみと学生時代が蘇った。
どの場面も思い出すだけで心がいっぱいになるのだけど
挨拶に伺った理事長さまのお部屋で演奏したことと
パーティで先生や卒業生がオリジナル曲に組み込んだ大学歌を一緒に歌ってくれた事が
とりわけ心にあたたかく残った。

私の中で長い事ひどく捻れていたものがすっと伸びて、
ないないと嘆いていたものは自分がただ受け取らずにいただけだったのだ、
と、カードがぱたんとひっくり返る。
私はただ手を差し出して、それをそっと受け取る。




 
posted by イワキリエコ | 01:12 | くらしのこと | comments(0) | - |
Search this site